子どもが不登校になった時に、どのような支援があるのか・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、雪は降るかも言われていましたが、寒かったですが、降らずに済んでよかったです。まだまだ最強寒波は続くようです。

 

幼稚園の年長のお母さんから、今は、子どもが「幼稚園を休みたい」といえば、休ませていたが、4月から小学校に通わすようになったら、休ませていいのかどうか、迷っているという相談がありました。

 

一度休ませると、学校に行かなくなってしまうのではないかと、思う親御さんが多いと思います。学校にいきたくないは、子どもからのSOSです。無理強いしても、子どもが辛くなるだけです。

 

子どもが行きたくない理由がはっきりしている場合は、対応がしやすいです。その理由、子どもが嫌だと思っていることを、親が学校と話し合って、取り除くか、緩和できる具体的な方法を考えていくことで、解決していきます。

 

例、運動会の練習が嫌だとすると。嫌な練習が何かを洗い出し、その練習には、参加しないとか、参加しやすくする工夫をする。究極、運動会に参加しないので、練習しなくていいとしてしまう等。

 

理由がはっきりしない場合もあります。子ども自身も、理由がわからないという場合です。ですが、不安があるなら、少しクラス、学校を離れる時間をつくることもできます。体と心を休ませる、環境を親が用意する方法です。

 

小学校は、義務教育なので、お休みをどんなにしても、退学になったり、転校させられたりしません。

 

障害のあるなしにかかわらず、不登校の子が増えている実情をかんがみて、住んでいる市には、各小中学校に不登校担当の先生がいらっしゃいます。

 

普通級在籍であれば、特別支援コーディネーターの先生もいらっしゃいます。その先生たちと、親がコンタクトをとって、情報や使える支援を教えてもらいましょう。

 

不登校の子が通う通級教室を、市の教育委員会が用意しています。また中学生なら、県の教育特区利用の「不登校の子のための中学校の分教室」も作られています。

 

支援級の子の不登校には、市の相談室が、特別支援教育センターをつくり、学校に行けない子のいる家庭への訪問指導や通級教室を開いて支援をしてくれています。

 

また、市内の放課後デイサービスでも、午前中に支援員をつけて、不登校の子の居場所作りをしてくれています。

 

まずは、親御さん、家庭だけで抱え込まないことが大事です。学校や療育、福祉サービスと連携して、その子にあった支援、居場所作りをしましょう。ヘルプを出せば、必ず、答えてくれます。まずは、困り感を外部に発信しましょう。

 

相談のお母さんには、学校が始まってみないと、行き渋るかどうか、分からない。不登校になってしまっても、様々な資源が住んでいる市にはあることをお伝えしました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

先日、出かけた息子が買ってきたのが、JRコンテナ20×12センチです。実は、これ、鮭と磯辺焼きの入った駅弁で、食べ終わった後は、小物入れになるという優れものです。

 

以前よく買っていた新幹線弁当箱より、実用的だと思います。

 

 

追伸

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