学校卒業後の障害者の進路(働き方)について | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昨日たくさん歩いたので、ふくらはぎと太もも、大殿筋の筋肉痛に襲われています。昨日の今日で、筋肉痛が出たというのは、まだ若いと思っていいのでしょうか・・・・

 

学校を卒業した後の障害者の進路には、どんな種類があるのか一覧で知りたいといわれたので、あげてみます。

 

ここでいう学校とは、養護学校や通信/サポート校、大学や専門学校など様々ということです。

 

〇一般就労(普通に就職)

 →クローズ(障害を伝えない)、特別な支援は無い

 →オープン(障害を伝える)、支援はもらえるが、成果を求められる

         精神障害者保健福祉手帳(精神手帳)、療育手帳を取得

         仕事内容が限られる

 

〇特例子会社

 →支援はもらえる。精神手帳か療育手帳の取得が必要。成果を求め 

   られる。同僚も障害者。障害者に理解のあるジョブコーチ的な上

   司がいる。

 

〇就労支援事業所

  →2年間の期限あり。企業への就職に必要な知識やスキルを学ぶ。   

   企業実習ここから行き。就職活動を個別にサポートしてくれる。給

   料、工賃はなし。

 

〇自立訓練事業所

  →2年間の期限あり。地域生活を営むうえで、生活能力の維持・

    向上などの支援が必要な人が通う。働くというより、生活するう

    えで必要なことを訓練する

 

〇就労継続A型事業所

 →事業所と雇用契約を結ぶ。給料は最低賃金を保証(ただし雇用主

   の申請で減額できる)。お給料をやった仕事から捻出するので、受

   注作業が多い。

 

〇就労継続B型事業所

 →利用者という立場で、お給料ではなく工賃をもらう。仕事内容は、

   多種多様で、ダイレクトメール作業、パッキング、解体作業、お菓

   子つくりや解体作業、造園や畑仕事などなど。

 

〇生活介護事業所

 →利用者という立場で、お給料でなく工賃をもらう。送迎があるとこ

   ろが多い。仕事内容は、B型事業所と同じで、さまざま。仕事だ

   けでなく、ドライブや散歩など余暇的な日課が入るところもある。

 

〇在宅・引きこもり ※理由は様々

  →メンタルや体調等の理由で自宅で療養中

  →家事手伝い等、家での役割を持つようにしてもらう

  →肥満や不摂生な生活で体を壊さないように注意

  →家庭以外とつながる場を摸索しておく

  →8050問題を念頭に、親亡き後のことを考えておく

 

以上のように、さまざまな進路があります。学校を卒業して、働きだしたら終わりでなく、子どもの状態によって、働く場をかえていけばいいのです。

 

相談をする先としては、ハローワークや地域障害者職業センター、相談支援事業所や定着支援事業所、障害者就業・生活支援センターなどがあります。

 

【今日のいいとこ探し】

 

ガイドヘルパーさんと出かけた息子。今日一番の写真がこれだそうです。ぞろ目なのがいいのか、この車両が珍しいのか、まったく情報がありませんが、ご機嫌で帰って来ました。

 

 

 

追伸

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