学校卒業後、就労の内定が決まってからすること~その2~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。瀬戸内寂聴さんが、お亡くなりになったとニュースで知りました。寂聴さんの言葉で、座右の銘にしている言葉あります。

 

『幸せになりたければ、幸せになろうと努力すること。幸福というのは、怠け者のところには、やってきません』 この言葉を信じで、今日まで頑張ってきました。心から冥福をお祈り申し上げます。

 

昨日のブログの内容の続きです。学校卒業後、就労の内定が決まってからすることの続きです。年明けから、卒業後までのアドバイスです。

 

〇年明け、事業所との親子面談。

 →心配なことがあれば、この時に確認しておきましょう。先に聞きたいことをメモして、持って行きましょう。例、お休みする時の連絡どうすれば・・とか、服装は?昼ご飯は等

 

〇卒業までのスケジュールを、カレンダーか紙に書いて子どもに渡しておく。

 →アセスメント実習が〇月〇日、卒業式が〇月〇日、初出勤が〇月日などです。見通しを立ててあげることで、落ち着いて過ごせます。

 

〇就労継続B型事業所は、直接就労できません。

 →3学期に、一度、就労移行支援事業所へ「アセスメント」をとるために、実習に行くように学校から言われます。「そこは、4月から勤めるとろこではなく、ブックファーストに行く前に、△参加うがどのくらい、お仕事を出来るか確認するためにいく実習だと」きちっと説明しましょう。

 

〇障害区分認定をうける

 →福祉就労するために必要になります。3学期に市の職員(ケアマネジャーさん)と臨床心理士さんが、学校にきて行います。住んでいる市によっては、こちらから行くこともあるようです。

 

〇4月の就労までに、出来るようになっていた方がいいことを書きだして練習する。

 →例、スマホの使い方をマスターする。PASMOのチャージ、メモをとる練習、パソコンのキーボードの練習等

 

〇障害者年金の申請

 →障害者年金の申請が2年後にあるので、困ったエピソードや問題行動があれば、書き留めておくといい。近くなって焦らないように、すこっしづつ過去にさかのぼって成育歴を付けておく。診断書の書ける病院へ、1年に1回でもいいので、定期的にかかっておくことを忘れずに。まだ、病院が決まっていなければ、成人を診れる精神科を探しておく。

 

〇働き出してからの相談窓口

 →事業所について、不安や不満をもらしたら、子どもの話をよく聞いて、事業所の担当支援者の方と連絡を密にとり対応する。業後も、養護学校の進路の先生は、相談にのってくれます。担当の先生が移動で居なくても、他の先生でも大丈夫です。

 

〇転職

 →養護学校の卒業後、ずっと同じところに勤めないといけないわけではありません。仕事が大変だったり、人間関係が辛そうなら、無理に続けず、別な事業所へいったり、在宅にすることも出来ます。

 

以上のようなアドバイスを、相談のあったお母さんに伝えたところ、子どもの言動に困っていたが、もっと親ができることがあるとわかったとってもらえました。

 

お子さんが、残りの学生生活を、不安なく落ち着いて過ごせるといいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

仕事帰りの息子から電話が、かかってきました。マックの新作のチョコパイを買ってかえるという電話でした。箱がダルメシアン柄でした。

 

妹の分には、パンケーキを買ってきてくれました。優しい息子です。

 

 

 

追伸

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