コロナ禍の養護学校卒の企業就労・福祉就労のポイント | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日もいいお天気でしたね。先日行った隣の市の総合公園の中で、おひな様とお花のコラボの写真を撮ってきました。3/3のひな祭り、おひな様は出しませんが、チラシ寿司は、作ろうと思います。

 

 

昨日、高機能のお子さんの企業就労の話をブログに書きましたが、今日は、コロナ禍の養護学校卒のお子さんの企業就労・福祉就労のことを書きたいと思います。

 

高等部2年生のお母さんから、就職・就労について聞かれました。来年度も、コロナの予防接種がどのくらい打たれるのか、もしかしたら、また緊急事態宣言がでるのかもしれません。まったく予想がつきません。

 

今年度の高等部3年生の就職・就労状況は、とても厳しかったようです。企業就労の枠は、業績が悪化した企業も数多くあり、本当に狭かったようです。

 

なので、以下のようなポイントをお伝えしました。

 

○企業就労を目指して、希望を学校に出す。職種や作業内容については、あまり細かい希望は出さず、実習を受け入れてくれるところへまず、実習へ出る。年明けまで、実習になる可能性もある。

 

○企業実習にいっても、採用にならない事の方が多い。昨日も書きましたが、「ご縁」によるところが大きいです。「コロナのせいで、実習に行ける会社が少ないので仕方がない」とうところ、きちっと伝えておくといいと思います。

 

○事業所もそうですが、今いる方達を優先するので、その方たちと、相性がいいかどうか。会社の求めていることを出来る人材かどうかを見られます。本人の頑張りで、どうにかなるものでないところが大きいです。

 

○不採用の場合は、「ご縁がなかった。でも、就労移行支援事業所に行けるから卒業しても大丈夫」と伝えておきましょう。卒業後の行き先が無くなったと思いパニックになる子もいます。

 

○事業所も、コロナの影響で、受注作業や物販が無くなって、仕事の内容を大幅に変えているところが多いそうです。お菓子つくりや飲食部門は、特に仕事がないので、そこにこだわると、入れる事業所が少なくなってしまいます。

 

○事業所は、一度入ったら、ずっとそこに通わないといけないわけではありません。かわっていいのです。なので、今年入れる事業所に決めて、コロナが落ち着いたら、別な事業所へ移るという選択肢もあります。、

 

○通所を断られる場合も多々あります。企業就労と同じで、「ご縁」だと思います。もとからいるメンバー優先は、変わりません。

 

○違うタイプの事業所や、就労継続B型事業所・生活介護事業所どちらもも視野にいれるなど、柔軟性をもって、色々な福祉就労の可能性を探りましょう。どこにも入れないということは、ありません。

 

○福祉就労は、4月からでなくても大丈夫です。月単位利用なので、5月からでも大丈夫です。

 

コロナのことがあり、就職・就労とも、なかなか例年通りにいかないようです。進路担当の先生とよく話合いながら、子どもにあった進路をみつけられるといいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

寝る前に、靴下が片方ないと大騒ぎして、こたつから、ソファーから、トイレまで、探しまくる息子。母も手伝ったのですが、どうしても見つかりません。

 

そんな大騒ぎを見ていた主人が一言。「パジャマのズボンの裾の中に入ってないか?」と言ったのです。

 

入ってました。息子も、まったく気が付いていなかったようで、びっくりしていました。

 

息子は、トイレで(大)をする時、ズボンを全部脱いでから、便器にまたがります。なので、その時に、片方だけ脱げてしまったようです。直前にトイレに行っていたのを見ていた主人が、そこから推理したそうです。今日一番の功労者は、主人でした。

 

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村