失くした物を見つけるスキルを教える | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。主人がテレワーク用の椅子をカスタマイズしました。

 

肩こりが酷く、背中や首の負担を軽減させるために、100均で買った猫枕や滑り止め付き座布団を合体させました。なんだか、かわいい猫椅子が、出来上がりました ( ´艸`)

 

 

今朝、音楽を聴く「iPod」が、無くなったと、大騒ぎしだした息子。昨日自分の部屋で使ったあと、リビングへ持ってきた後が分からなくなったというのです。

 

一緒に探しましたが、見つかりませんでした。会社へ行く時間になってしまいタイムアップ。息子が会社へ行っている間にも、探しましたが出てきませんでした。

 

家に帰って来た息子とリビングの大掃除をして見つけました。あった場所は、コタツのテーブルの上のペン立てとペン立ての間の隙間でした。見つかってホッとしたのですが、なんと、息子が「逆キレ」ました。

 

見つかったiPodを、床に投げつけようとしたのです。おそらく、そんなところに、入れ込んでしまって、気が付かなった自分が許せなかったのだと思いますが、精密機械のiPodを投げれば壊れてしまいます。

 

「ストップ!ここは、怒るんじゃなくて、出て来てよかったねでしょ」と、息子を制止しました。セーフです。息子に、改めて、モノをなくした時に、どうすればいいかを、教えました。

 

1)自分で探す

 →失くしたと気が付いた時に、その前にいた場所まで行って探す

 

2)自分以外の人にヘルプを出す

 →家なら親、仕事場なら社員さんに聞く。何を、どこで失くしたのか、具体的に伝える

 

3)1つ1つ記憶をたどる

 →どの時点まで、失くしたものを使っていたか、確認していく

 

4)最後に使った、見た場所を徹底に探す

 →今回の場合は、リビングのコタツ回りということが分かっていたので、ソファーをどかしたり、こたつの上の物を、全部、ダイニングテーブルへ移動してもらいました

 

5)それでも出てこなかった時 

 →諦めることも大事。探すのを止める日を宣言。代わりの物を買ったり、違うもので代用することを提案。

 

6)どうすれば、失くさなかったか、失くした時どうすればよかったか、正しい行動を具体的に教える

 

以上のことを、実践してみました。今は、親と一緒に住んでいますが、グループホームなどに入所した場合は、自分で探さないといけなくなります。いい機会だったと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

仕事で使っている腕時計のベルトが切れかけて壊れそうだと、息子から報告がありました。以前買った、ホームセンターにいったところ、まったく同じものが売っていたので、さっそく購入してきました。

 

切れて完全に使えなくなってしまう前に、「壊れそうだ」と、母に言えるようになってよかったです。その点は、大いに褒めておきました。 

 

追伸

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