自閉症の子の性教育はどこまで~女の子編~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。昨日の記事がうまくアップ出来ていませんでした。今日の記事と合わせてお読みください。すいませんでした。

 

昨日は、男の子の性教育について話しました。今日は、聞いたお話しになりますが、女の子のことです。

 

女子は、性教育というと、体の変化、生理のこと、恋愛・S○Xのこと、のことの3本になるようです。

 

女子は、胸やお尻が大きくなり、女性らしい体つきになります。その際にブラジャーしたり、服装について、また座り方や居住まいなども教えていかないといけないそうです。

 

ブラジャーは、嫌がる子もいるので、ブラ付きキャミやスポーツタイプの締め付けの少ないものを選んだりする必要があるそうです。

 

胸が大きくなったり、お尻が豊かになることで、恋愛感情のない異性の興味の対象になる場合があることを教える。痴漢や盗撮の危険があることを伝えて、自衛方法を教える。電車に乗る位置やカバンを膝に置くなど・・・

 

プライベートゾーンの大切さを、具体的に教える。水着で隠れる部分は、医者やパートナー以外の人に見せてはいけないことをつたえ、もし無理強いされた場合は、あなたは悪くないので、親は怒らないから、すぐに相談するようにいっておく。

 

生理のことは、始まる前から、学んで練習をしておくといいそうです。血が出るということは、怪我をしたのかもしれないと、けっこうパニックになる子がいるそうです。

 

支援の例としては、親の生理の時の様子を見せて、ナプキンの付け方を練習しておく。おりもの用など、うすくて気にならないものから練習。着け位置は、赤い糸でナプキンを付ける位置を分かりやすくする。かわいいパッケージがあるので、子どもと一緒に、使うナプキンを選びに行く等。

 

恋愛・S○Xに、興味が沸くかどうかは、本人次第です。恋に興味がある子もいれば、まったく無い子もいます。その子その子をよく観察しましょう。特に、高機能のお子さんは、親の支援が必要なようです。

 

マンガやドラマ、YouTubeなどに沢山の情報があふれています。過激な言動をとったり、気持ちの押し付けが一方的にならないように、普通の恋人がどういうプロセスで付き合うかを、具体的に伝えるといいでしょう。

 

恋人が出来た、恋人を作った自分に酔いしれて満足して、相手の立場に立てず、自己中な言動を繰り返し、フラれるというパターンが多いそうです。

 

また、恋人は、作らないとダメという思いこみ、ドラマチックな恋愛に憧れるなど、踊らされやすいので、要注意。

 

S○Xを求められる=自分に価値がある。その間は、男の人は優しいなど、すり替えが起こり、対等でない関係になりやすい。

 

女の子は、男の子より、性教育にきちっと取り組まないと、危険な目に遭う可能性があるようです。子どもの成長に合わせて、いろいろ教えていかないといけないですね。

 

【クスっと、コーナー】

 

息子の大好きなキャラクター、スーパーマリオのテレサのぬいぐるみが、ネックピローに、すっぽりはまって置かれていました。

 

 

息子曰く、ミスタードーナツの「ポンデライオン」のパロで、「ポンデテレサ」だそうです。

 

 

追伸

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