汎化がきかない、自閉症らしい息子。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。モールド(シリコン製の型)で、ユニコーンと木馬を見つけました。100均で石膏も売っていたので、量産中です。色々な色に塗ってコレクションしたいと思います。

 

 

夕方、娘の病院へ出かけたのですが、夕飯用のご飯を炊き忘れてしまったことに、気が付きました。主人のLINEに連絡をしたのですが、テレワーク中で、気が付いてもらえませんでした。

 

息子が家に帰っている時間なので、お米4合いれて、炊飯器の「炊飯」ボタンを押してご飯を炊いてくださいと、お願いの電話をしたら、「分かった、ご飯炊いておくね」と、元気な返事をもらったので、一安心していたら、実は、息子勘違いをしていました ( ̄_ ̄ i)

 

お釜の「4」という数字まで、お米をいれて、研ごうとしていたそうです。途中でLINEに気が付いた主人が見つけて、息子を止めてくれたそうです。

 

養護学校で、何回か炊飯の調理実習していたのですが、家の炊飯器ではやらせたことがありませんでした。今度は、きちっと計量カップ1杯が1合だとか、水の分量など、一緒に細かく教えようと思いました。

 

自閉症の特性に、「汎化」が出来ないということがあります。

 

自閉症の人の「汎化」するとが出来ない(苦手)というのは、一つのことを覚えたのに、別な場所、別な人とでは出来ないということです。応用が利かないともいえます。

 

息子の場合も、学校の調理実習では、やったことがあるが、家の炊飯器、お米カップでは、出来なかった。つまり、お米を炊くということが、「汎化」出来なかったのだと思います。

 

私見ですが、自閉症の人は、記憶力もいいですし、真面目なので、少しの違いを「同じ」だと思えないのではないかと思います。「曖昧さ」、「柔軟性」が、無いのだと思います。

 

息子に「〇〇のような」、「○○に似た」、「〇〇と同じような・・」という言葉を一生懸命教えました。ずいぶん、理解できるようになったと思ったのですが、まだまだ「汎化」は、難しいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

リビングの息子の座るところに、リクライニングの座椅子を買いました。

 

すごく気に入ってくれて「まるで飛行機のファーストクラスの座りごこちです。ありがとう」と、お礼を言われました。

 

飛行機のファーストクラスに乗ったことは、一度もありませんが、最上級のお礼をもらいました。

 

 

追伸

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