「独り言」との折り合い方 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、すごい夕立と雷が鳴りました。スコールの様に、すぐに晴れて、夕焼けが綺麗でした。

 

 

息子は、「独り言」を、よく言います。仕事が終わって、家に帰ってきてから、動画を観たり、ゲームをしたり、絵を描きながら、ずっと「独り言」をしゃべっています。

 

空想や妄想の話、、車掌さんの声マネ、主人公になりきってのテレビやドラマの一場面の再生、色々です。

 

興奮すると、声が大きくなるので、ちょっと困ります。「テレビが聞こえないから、小さい声でお願いします」と、言えば、音量を下げてくれます。

 

「独り言」は、小さい頃からあり、エコラリアや奇声、大声で歌を歌うなど、色々バリエーションがありました。授業の妨害になったり、公共交通機関では、迷惑になるので、止めさせようと色々試しました。

 

音量を目で見てわかるように図にしたり、親も小さい声で話したり、録画して自分の言動を見せたり、いろいろやりました。

 

結果は、今現在、「独り言」を、まったく無くすことは出来ませんでした。

 

就労にマイナスになると思っていましたが、縁があって、仕事中も、まったくの無人の場所なら、「独り言」OKの会社に勤めることがで出来ました。

 

「独り言」のルールは、以下です。本人のしゃべりたいという気持ちと、仕事や公共のルールと折り合いがつけば、いいということです。

 

○絶対禁止にするのでなく、我慢しないとダメな場所、時間を、本人にわかるように伝える。ここはいいけど、ここはダメと明確にする。

 

○家や自分の部屋など、「独り語」を、自由にしていい場所をの確保をする。普段から自由に沢山話していれば、授業や仕事の間は、「独り言」を我慢することができます。

 

本人は、「独り言」を言う時は、ご機嫌です。楽しんでいるので、今はもう無理にやめさせようとしていません。折り合いをつけて、人に迷惑をかけなければいいと、親の考えを改めました。

 

【クスっと、コーナー】

 

清掃の仕事をしている息子。「会社は、暑いのか」と聞いたら、エアコンの効いていない研修施設は「サウジアラビア」、外トイレは「サハラ砂漠」、浴室は、「ジャングルみたいなのでブラジル」と、面白い例え話をしてくれました。

 

暑いので、熱中症に注意して、水分補給をしっかりするように、いいました。

 

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村