いざという時のクライシス支援プランを作る | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、親の会の総会でした。お弁当は、事業所の方が休日出勤してつくってくれたそうです。色どりも良く、とてもおいしかったです。

 

 

総会の記念講演で、地域生活支援の話を聞きました。その中で、一番、我が家も考えてみようと思ったものがありました。

 

それは、「クライシス支援プラン」です。

 

いざという時、例えば、親が交通事故や急病で入院した時、子どもの状態が家庭で手に負えなくなってしまった時に、どう家族の生活を維持するのか、子どもの安心、安全を保障し、家庭を支援するのかを、支援計画として、事前に作っておくというものです。

 

講師の方の住んでいる地域では、事業所、行政の協力もあり、家庭からのヘルプに対して、迅速に助けが入るようです。

 

私の住んでいる地域では、そうはいきませんが、限りある資源を使うと仮定して、我が家のものも作ってみようと思いました。その時に、書くであろうポイント上げてみます。

 

≪クライシス支援プラン≫ ※例、何らかの理由で母が支援できない

 

〇主人に会社を休んでもらう

 →数日は休めても、長期は、経済的に難しい

 

〇実家の母(もしくは父)に、家にきてもらう (子どもの祖父母)

 →体力的に、長期は難しい。寝泊りしてもらう部屋がない。

 

〇実家へ、預ける (子どもの祖父母宅)

 →学校へいけなくなってしまう。体力的に、長期は難しい。本人の好きなものがなく、落ち着けるかがわからない。

 

〇娘(高校生)に、家事を中心に、息子の世話をしてもらう

 →普段、家事をしていないので、急にはできない。学校がある。兄妹なので、素直に指示を聞いてもらえない可能性大。

 

〇個別支援計画を作ってもらっている、相談事業所へ相談連絡する

 →放課後デイサービスや移動支援を使って通学・家族が帰るまでの放課後を確保。障害児にも対応してくれるベビーシッターに、家での留守番をお願いする。

 

〇市が、緊急時用に確保してくれている、ショートスティを利用。

 →一度も、使ったことがない、はじめて場所なので、落ち着かないと思います。本人が嫌がるかもしれません。

 

以上が、思いついた我が家の対応策です。相談支援事業所にどのような支援がもらえるか、市のショートスティを使うには、どういう手続きが必要か、確認してみようと思いました。

 

自分が、いつどうなるかは、わかりません。いざという時どうすればいいか、クライシス支援を考える、いい機会になりました。この内容を、主人に伝えておこうと思いました。

 

【クスっと、コーナー】

 

息子が、「だんだん心惹かれて~く♪」と、いう歌を歌った後、自分で、「電車に轢かれる?」、それとも、「ギャグが受けずにひかれる?」と、「ひかれる」の色々バージョンを語ってくれました。

 

こんな言葉遊びが、出来るようになったんですね。びっくりです。

 

 

追伸

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