しゃべらない子は、出来ない子ではない!! | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、午前中から、娘の高校のクラス親睦会&総会に出てきました。体育祭や普段の様子が聞けてよかったです。

 

でも、帰るころには、きれいな夕焼け雲が見えました。1日出かけていたので疲れました。

 

 

昨日の勉強会の続きです。自閉症や障害のある子で、しゃべらない、発語のない子は、手帳判定で、重度の診断がおります。

 

しゃべれない子は、出来ない子と考えがちですが、そうではありません。言葉を使わないだけで、理解していないわけではないのです。

 

どう見分けるかは、「内言語(ないげんご)」を、もっているかどうかを確認するといいそうです。言葉と、動作が連動しているかをチェックします。

 

それは、具体的に言うと、こちらが言った言葉に、子どもがどう行動するかで、確認します。

 

例えば、しゃべらなくても、「冷蔵庫から、ジュースもってきて」といって、ジュースがとってこれれば、「ジュース」や「冷蔵庫」、「もってくる」と、単語の意味は、わかっているのです。「内言語」が育っているわけです。

 

これを丁寧にやって行くと、子どもが何を理解して、何を理解できていないのかが、わかります。

 

そんな中で、自閉症の人が、人から言われてわからない言葉が5つあるそうです。「動作が無い」言葉は、理解が難しいそうです。

 

1)よく聞いて

2)よく見て

3)早く

4)ちょっと、待って

5)きれいに、きちっと

 

「聞く、見る」は、わかっても、「よく」が、動作がないので わからないのです。この場合は、ただ「聞いて」、「見て」との声がけだけでいいのです。

 

自閉症の人の指示には、「形容詞・副詞」は、使わないほうがいいそうです。私も、結構息子につかっているので、気を付けようと思いました。

 

今日の昨日のいいとこ探し】

 

修学旅行前に、髪を切りたかった息子。朝、突然、「○ー○○さんへ、髪の毛切りにいきたい」と、言ってきました。

 

あいにく、用事があったので、息子の学校の下校時間には、母は間にあいません。仕方ないので、1人で行かせることにしました。

 

いつも持っていく、財布と、耳カバーと手鏡を用意して、「学校から帰ってきたら、1人で美容院へ予約の電話をして、出かけてください。お母さんは、家にいません」と、伝えました。

 

結果は、ばっちり。母のサポートなしで、髪切りできました。もう1人で大丈夫と思っていましたが、いつもは、母が様子を見ていたのですが、今回は、完全自立です。うれしかったです (#⌒∇⌒#)ゞ

 

追伸

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