プレッシャーに弱い娘への対処法~高校受験編~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、まだ暖かったですね。明日の雪、午後からになったので、ちょっと安心しました。明日は、いよいよ娘の受験です。

 

プレッシャーに、とにかく弱い娘です。その娘の対策方法を書き残しておきます。

 

娘は、推薦入試で、評点をかなり余裕でとれています。当日、面接で一言もしゃべらないとか、作文を白紙で出すとか、大ポカをしない限り、大丈夫なのですが、心配で心配でたまらないそうです。

 

《経験・実績を積ませる》 ※これだけやったら、大丈夫と思わせる

 

○作文は、毎日1つの課題をだして、60分、600字で、何回もやる。最初は、キッチンタイマーで、途中から、壁時計を見ながら時間配分を考えさせる。

 

○作文は、過去問を過去10年にさかのぼりやりました。インターネットで調べると結構でています。

 

○同じような、好き・嫌い、正しい・正しくないと簡単には分けられない、考えさせる問題を、他高の作文入試問題から抜粋。

 

○面接は、塾、学校、家と3本立てで、行う。学校は、校長先生や他の県立受験の子より、多めにお願いをしました。

 

《突然のこと、慌てた時対応》 ※慌てて当たり前だと理解させる

 

○面接の質問は、志望動機や自己推薦文に書いたものは、もちろん全然関係ない質問も、わざと入れました。分からないことを聞かれることもあると、心がまえしてもらいました。

 

○まったく答えられない質問をして、面接でも「わかりません」と、言っていいことを気づかせた。

 

○今できない、知らなかったことは、「高校に入ったら、○○について、もっと学びたいと思います」と、分からなかったことを、そのまま放置せず、マイナスイメージで、終わらせない言い回しを教えた。

 

○面接で詰まってしまうのが、確実だったので、願書の備考欄に、「慌てると、声が詰まって、どもります。少し待てば、話ができるようになります」と、お願い事項を書いておきました。これによって、本人、ずいぶんと、気が楽になったそうです。

 

《入念な準備をしておく》

 

○学校へのアクセスの確認。天気のいい日、悪い日。実際の時間帯に、登校練習。親が行ったり、本人に下見させたりしておきました。

 

○服装。Yシャツを含めて、クリーニングにだしておく。前の日に、着る服、コート、替えの靴下など。一式準備しておく。ハンカチ、ティッシュも確認。

 

○万が一の時を考えて、タクシー代、携帯が使えない時の電話代を持たせることにしました。携帯も、天気が雪予報なので、学校から、OK出ました。

 

○「こうなったら、どうする」という、最悪な場合も含め、様々な場面のシミュレーションを行いました。娘からの質問も受けて、不安にならないようにしました。

 

《本人の癒し》

 

○抱き枕や、ぬいぐるみなどの、癒しグッズを買ってあげた。時に、抱っこや、ぎゅーとするなども、幼稚なことですが、やりました。安心するそうです。

 

○大好きな料理を作って食べさせました。おやつも、ミスドやアイスなど、ちょっと豪華なものにしました。食事は、母ができる大事な支援ですね。

 

○勉強だけでなく、時にゲームをしたり、絵を描いたり、テレビを見てもいいことにしました。集中力が短いので、長くやっても頭に入らないだろうと思ったからです。

 

○親以外で、相談できる人や、場所を確保する。塾の先生、バレエの先生などにも、協力してもらいました。、親には反抗心から、なかなか相談できないことも、親以外の人に相談して、その方のアドバイスには、耳を傾けていました。

 

明日、アワアワしてしまうとは、思いますが、きっちり努力したから大丈夫と言ってあげます。プレッシャーに弱い娘に、応援カードを作りました、。娘の好きな漫画を使って、当日慌てないように、アドバイスいれました。

 

 

【今日のいいとこ探し】

 

描いた絵を、作品展でつかった額縁に入れて、リビングの壁に、自分で飾っていました。(おそ松さんは、娘画です)

 

 

普段は描かない新幹線を取り入れたうえに、なおかつ、左右向かいあわせになる奇抜なデザインです。本人も、いつもと違うモノを描いたと誇らしげでした (*^▽^*)

 

追伸

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