教育委員会との懇談会でのうれしい成果 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日から、息子は、校外実習でした。歩いて35分なので、きちっと行けるか心配でした。

 

なので、こっそり、自転車で後を付いて行ってみました。思ったより、足が速くて、25分で職場に着いていました。行くのが早すぎてないか心配なので、明日、連絡帳で確認してみようと思います。

 

今日は、自閉症の親の会で、市の教育委員会との懇談会がありました。年に1回、毎年行っているもので、会員から集めた質問状を先に送り、そのお返事をいただくという形式です。

 

支援級の先生に専門知識を学んでほしいとか、学校間の支援級の対応格差をなくして欲しいとか、いろいろな話をしたのですが、その中で、うれしいことがありました。

 

市の教育委員会が、毎年、支援級の先生向けに研修会を開いてくれているのですが、今年の研修会内容が素晴らしかったです。

 

まずは、4月最初に、支援級の新任の先生と、新採用の先生向けの特別支援教育の基本講座を開催。最初が肝心であるということをわかってくださってうれしかったです。

 

毎年行っている、夏の支援級全職員向けの勉強会は、午前中、養護学校の先生や、福祉施設で働いている方を講師に、基礎講座、支援シートの使い方などを説明。

 

午後から分科会で、以下の3つを行い、先生の希望で選んでもらったそうです。求めているものは、先生によって違います。欲しい情報が聞けるというのは、いい講座だと思います。

 

①新任先生向けの特別支援の基礎講座

 

②現在支援級在籍の先生向けの、評価の仕方と対応方法に関する実践型のスキルアップ研修

 

③高校・養護学校卒業後の、ライフステージについて

 

夏の支援級の先生向けの講習会は、何年か前まで「リトミックの先生を呼んでリトミック講座」とか、「音楽療法の実践」などと、全然使えない内容でした。参加する先生も全員でなく、1校から数名でした。

 

その当時、懇談会で、それを聞き、「それでは、ダメです」と言って、支援級の先生の専門的な知識の向上や、福祉との連携をお願いしていました。

 

数年かかりましたが、親の会からの要望が、教育委員会を動かしたのです(もちろん私たちからの要望だけではないと思いますが・・・・)うれしい成果でした。

 

【今日のいいとこ探し】

 

校外実習中のお昼ご飯は、お弁当です。前回の実習で、お仕事用2段弁当箱を用意しました。お弁当、楽しみなようで、リクエストがありました。明日は、シュウマイがいいそうです。

 

さらに、スーパーに買い物に息子といったら、「お弁当に、このふりかけを買ってください」と、お願いされました。

 

ちょっと、渋めですが、自分の希望を言ってもらえて、よかったです。食べたいお弁当を食べて、お仕事がんばって欲しいものです。

 

 

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村