自閉症の子と兄妹との良好な関係とは・・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。昨日までの雨がウソのように、朝から晴れて暑かったですね。空に、秋のような筋状の雲がでていました。

 

 

今日、娘が歯の矯正の一環として、舌下の筋の切除を行いました。

 

15分程度の簡単な手術でしたが、2針縫っているので、固い食べ物やしょっぱい食べ物は、傷に触るので、食べることができなくなりました。

 

昼ごはんの時に、息子の食べている、枝豆スティクフライを見ながら、娘が「食べたいなあ・・」と、言っていたら、息子が「舌が治るまでダメだよ。抜糸が終ったら、フライでもなんでも買ってきてやるから、1週間は、我慢するんだぞ」と、娘を諭していました。

 

ダメと否定するだけでなく、ちゃんと見通しを立てて、ご褒美を用意するなんて、びっくりです。妹の傷を気遣かっての、やさしさが感じられました。

 

時に兄妹ケンカもしますし、遠慮なく言い合いしますが、根本、仲は悪くないです。お互いのことを、いい意味で認めていると思います。

 

娘と息子の関係は、良好だと思います。これは、小さい頃から、お互いを大事にできるよう、育ててきた結果だと思っています。

 

《兄弟関係で気をつけていた事》

 

○息子の得意なことを褒める。記憶力の良さや地理に詳しいこと、体力があることなどを、アピールしておきました。娘のいいところも息子に伝えました。お互い、「ここは、絶対かなわないから、尊敬出来る」となっているようです。

 

○息子の方が、娘より出来ないことも多かったが、バカにさせない。「娘の方が出来る」という発言はしない。

 

○出来ないこともあるが、兄であるということを事あるごとに、言い聞かせていた。息子にも、「お兄ちゃんなんだから、○○出来るよね・・・妹は、まだ小さいからできなくてしょうがないね」等の意識づけをしておきました。

 

○それぞれだけと接する時間や場面を設ける。2人一緒に過ごして、我慢すること、一緒に楽しく過ごすことも大事ですが、時に、息子だけ、娘だけとのデートの時間をとりました。親を独占できるということは、特別なようです。

 

○兄妹の片方と出かけた時には、片方にお土産を買って帰ったり、外食したら、別な機会に残った兄妹と外食したりして、兄妹平等になるように心掛けました。兄妹平等大事ですね。

 

以上を、気にかけながら、兄妹に接してきました。親がお手本です。自分が尊重してもらっていると、相手のことも認めてやさしく出来るんですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

運動の為に、隣の駅まで、朝、走って行ってる息子。今日は、母からミッションをだしてもらって、それをクリアーしてきました。

 

駅の前で、写真を撮ってくるとか、持って行ったぬいぐるみと電車のコラボ写真を撮るなど、たわいの無いモノですが、母からの指示で何をするのが、楽しかったようです。

 

「明日も、ミッション、お願いします」と、頼まれました。ただ、運動するだけでは、モチベーションがあがらないようです。自分で、モチベーションを上げる方法を見つけられてよかったです。

 

追伸

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