いじめとハブられた時にしたこと | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝の天気がウソのように、いいお天気になりました。娘の中学校に行った帰りに、タチアオイが、きれいな花を咲かせていました。青空に映えて、いい写真が撮れました。


青空とタチアオイ


娘は、今日、学校のキャンプから、帰ってきました。忘れ物の件で、少し困ったことはあったようですが、楽しかったようです。話始めたら、まったく止まらず、たいへんでした。


調理や、キャンプファイヤーなど、クラスでやる行事も、いい感じでこなし、さらに、気になっている男の子と登山の時に、2人っきりで歩けたそうで、有頂天でした。


今日、中学校へいったのは、相談室のカウンセラーの先生に、お話しをするためです。去年の3月、1年生のクラスのことを考えると、本当に、ウソのような、なじみようです。


あの頃の娘は、いじめに、ハブ(仲間外れ)にあい、ストレス性の頭痛や、腹になり、学校行っても「話す子が1人もいない」と言って苦しい学校生活をおくっていました。


今日、カウンセラーの先生とも話したのですが、そこから、親子で取り組んだことを、あげてみます。以下、長文です。


1)担任の先生と密に連絡をとる。娘は、先生に話をしないでほしいと言っていましたが、お話し&手紙で状況を知らせて、クラスでの対応をしてもらいました。


2)学校のコーディネーターの先生、相談室の先生とも、連絡をとり、担任、さらには、1学年全体の先生に、娘の置かれている状況をお伝えして、サポートをしてもらいました。


3)本人と、ゆっくり話す時間をとり、甘えてくるときは、受け入れました。本人の自己評価が下がり気味だったので、褒めること、認めることを意識しました。


4)学校以外の活動の場を、見つける。本人の希望もあり、被災地ボランティアや、障害者施設ボランティアなどに参加しました。自分が誰かの役に立てているということが、心の支えだったようです。


5)バレエの日にちを、週1日から、2日に増やしました。大人の指導のもと、同年齢だけでなく、下級生と交わることで、意見をぶつけたり、喧嘩したり、リーダーシップをとること等、様々な社会性を身につけることができました。バレエの先生に感謝です。


6)1人で、過ごせる工夫をしました。小説や漫画を読むことをすすめたり、大人のぬりえや、手芸に、漫画を描くなど、友達がいなくても、困らない趣味を探させました。


7)女医さんのいる思春期外来で、ソーシャルスキルトレーニングを始めました。最近、先生と打ち解けて、色々学校のことを話すようになりました、専門家と話が出来る環境は、大事ですね。


8)親の理想を押し付けず、手を出し過ぎない、支援し過ぎないように、注意しました。失敗してもいいから、自分で経験して、自分で選んで、結果に責任をとってもらうようにしました。


様々なことをしましたが、急に事態がよくなる訳では無く、日々の積み重ねが、2年生のクラス替えで、いい方向に動き出したのだと思います。社会性が特に弱かった娘も、様々な経験を通じて、少しづづ成長してきました。

今、落ち着いている現状に、満足せず、落ちついて学校生活が楽しめる中で、もっと様々なことを学んで欲しいと思っています。母も、今度は、高校受験や将来に向けて、娘に何が必要が考えて行きたいと思います。


【クスッと、コーナー】


気になる男の子がいて、一緒に山道を歩いたという話を嬉しそうにしていた、娘に向かって、息子が一言。


「それは、デートか?」と、真顔で、娘に聞いていました ( ´艸`)


一緒に歩いたのは、偶然ですから・・・・(足の遅い、娘に、その男の子が合わせてくれたのだとしたら、脈ありですが、どうでしょう)



追伸

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