母が先に逝く悲しみ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日、実家の父が、畑でとれた野菜と旅行でとって来た、ワラビとイワナの塩焼きを届けてくれました。夕飯は、純和風になりました。


魚塩焼き

同じ県内で、車で1時間の距離です。もっと子ども達を連れて帰ればいいのですが、なかなかかなわず父の方から、来てくれました。親ってありがたいですね。


親の会で、一緒に活動してきたお母さんが、昨日、闘病の末、永眠されました。病気がわかってから、とても早い進行でした。障害のある子どもより、先に逝く母の気持ちを思うと、悲しくてたまりません。


特例子会社の見学に行ったり、教育委員会との懇談会の仕事を担当したり、会の活動にとても熱心なお母さんでした。


お子さんの為に、熱心に療育に通い、学校にも働きかけて、本当にがんばっている姿が思いだされます。


自分に時間がないと分かった時に、少しでも子どもといることを優先して自宅療養を選び、残していく兄妹の為に、放課後デイサービスの手配をして、相談先になるように、以前通っていた幼稚園の先生に連絡をとり、最後まで母としてできることをやり遂げての最後でした。素晴らしい母です。


子どもより先に逝くと分かった時に、彼女の様に、自分は振る舞えるのだろうか。本当に考えさせられました。


早すぎます。本当に、本当に、悲しいです。でも、長い苦しみから解放されたのですから、ゆっくり休んで欲しいと思います。ご冥福をお祈りします。




【今日のいいとこ探し】


小学校の支援級の時に、いっしょだった下級生のお母さんから、先日、駅で息子にあったら、息子の方から、声をかけてくれて、丁寧に、あいさつしてくれて、うれしかったのよ。と言われました。


なんでも、養護学校の高等部に4月から、楽しくかよっていること、掃除の作業をがんばっていることなどを、きちっと説明できたそうです。びっくりです。


「では、さようなら」と、丁寧なお別れの挨拶もできていたそうです。息子のことを褒められて、うれしかったです。



追伸

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