LADです。昨日の冷たい雨は、夜中に雪になっていたようです。朝、車を見たら、雪が少しだけですが、積もっていました。今日は、県立高校の受験日、息子のお友だちみんな、桜が咲くといいですね。
以下、長文です。
今日は、午前中、親の会の会報印刷、午後から、障がい福祉課主催の、4月施行の「障害者差別解消法」についての聞き取り会にでてきました。朝、9時半から、夕方4時半まで、ハードな1日でした。
「障害者差別解消法」、どんな法律かというと、不思議なことがわかりました。
「不当な差別的取り扱い」と「合理的配慮」をしないことが、差別になるとの定義があります。ただ、具体的には、どういう事例が差別にあたるという定義がないのだそうです。
「役所・公立学校」と、「会社・放課後デイ・お店等」では、違いがあるそうです。
「不当な差別的取り扱い」は、どちらもしてはいけません。
「合理的配慮」は、障害者本人から、合理的配慮を受けたいと意思表明があった場合、役所・学校は、負担が過重でない場合にかぎり、実行しなければならないそうです。
会社・放課後デイ・お店等は、「するよう努力」ということになっています。
「本人からの意思表示」は、ちょっとハードルが高いですね。それをカバーするために「明らかに支援が必要とわかる」という文言もあるのですが、自閉症スプクトラムの人には、それも難しそうです。
障がい福祉課の方の、「これから、育っていく法律だ」と言うセリフに納得です。施行されて、それから、色々手直しが入っていくと思われます。
市役所の中では、今まで、障害者と関わる部署は、ごく一部なので、職員全員が、障害者差別ということをあまり意識してこなかったそうです。
この差別解消法により、自閉症やその他の障害の特性、支援の違いを認識してもらう、いい機会になると思います。
親の会としては、自閉症スペクトラムの人は、一見分かりにくいので、窓口では、誰もが分かりやすい対応(ノーマライゼーション)のお願いをしました。
例としては、説明を言葉だけでなく、文字にしたり、実物を見せたり、お手本をしめし視覚化してもらう。難しい比喩や、暗喩、あれそれこれなど、分かりにくい表現を使わない。手続きの手順を先に教えてもらい、見通しを立てやすくする等のことです。
学校は、教育委員会の管轄で、まだ準備期間のようです。こちらもどうなるか、見守りたいと思います。
「障害者差別解消法」が施行されるからといって、「あれもこれも、やってくれ」と、うための法律ではないと思います。きっと、理解を求める際に、以前よりは、根拠があるというか、わかってもらいやすくなるという感覚ですね。
役所の窓口などが、どうかわっていくのか、見守りたいと思います。
【クスッと、コーナー】
学校に10時から行った息子は、3年生は、受験でほとんどいないので、推薦など進路の決まった子は1つの教室へ集められて自習だったそうです。
そこに、息子に普段関わったことのない先生が、監督で見えたようで、その中の1人の先生が、若くて、美人だったそうです。
息子、家に帰って来たら、でれでれ、ホクホク、とっても嬉しそうに、その先生のことを教えてくれました。「僕は、きれいで、素敵なお姉さんが好きなんです」と、言っていました。
思春期、真っただ中な息子でした。
追伸
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