「親亡き後のこと」の講演会 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。 今日は、「親亡き後のこと」という成年後見制度や、遺産相続、福祉型信託制度の講演会を聞いてきました。


○成年後見制度は、本人の判断能力に応じて「後見」「保佐」「補助」の3パターンに分かれている。


○任意後見制度とは、現時点では、判断能力に問題がないが、将来認知症などで、親が衰えたときに備えて、任意後見契約を結び、任意後見人を決めておく。その契約の中に、子どもの成年後見の申し立ても契約事項に入れておくといい。


○日常生活自立支援事業は、成年後見と違い、判断能力がある人の為の見守りのこと。福祉サービスの利用援助や金銭、書類管理などをフォローする、成年後見の簡易版。


○福祉型信託制度は、財産を信頼する人に託すもの。親が、財産について信託契約を結び、親が亡くなったあと、子どもの為に給付をしてもらう。子どもが亡くなったあと、残った財産をどうするか行き先を指定できる。


○遺言について。障害のある子に多く財産を残したい場合。遺言を残せば、法廷相続分より、多く残せる。ただし、相続遺留分を他の家族が主張した場合は、金額が減ってしまう可能性あり。また、障害のある子には、遺産を残さず、兄妹に全部相続させ、その代り、障害のある子の面倒をみるよう、条件を付けることもできる。


親が亡きあとは、支援施設の職員、グループホームの世話人、ガイドヘルパーなど社会とつながっておくことが大事。親が若いうちは、将来の入所施設やグループホームの情報を積極的に集めておく。短期入所や移動支援を使って、将来、家庭でない違う環境で生活する練習をしておくと良いそうです。


まずは、情報を集めて、色々勉強をすることが必要だと分かりました。


【今日のいいとこ探し】


療育で、年に一度のお楽しみ、プラパン作りをしてきました。今までは、電車の塗り絵に色を塗って作っていたのですが、今年は、違いました。


2個のうち、1個は、鷹の爪団の吉田くんと電車のコラボしたオリジナルの絵でした。もう1つは、東海道線の緑とオレンジの名前札と、名字のイニシャルを、自分でデザインしてつくってきました。


プラパン2

自分から、「見て見て、これいいでしょう」と、アピールしてきてくれました。素敵ですね。



追伸

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