10年前の息子 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、ひな祭りでしたね。何もする気はなかったのですが、朝、娘に「今日は、ひな祭りだよね。また太巻きつくるの?」と聞かれました。節分と混同している様子です・・・・( ̄_ ̄ i)


急遽、スーパーでちらし寿司セットという錦糸卵、桜でんぶ、エビやアナゴなど、一式入っているセットと、刺身の切り落としで、生チラシを作りました。桃の花のナルトのお吸い物と、イチゴを用意したら、桃の節句のお料理らしくなりました。小さいですが、お雛様も飾ってひな祭りをお祝いしました。


生ちらし   ひな人形


息子が幼稚園の時に、お世話になったお母さんたちと、ランチをしました。その中の方が、息子の年少さんの時の写真をもってきてくださいました。


まん丸な顔をして、ほっぺがぷっくり、身長も100センチくらいでしょうか。バスを待つ列の一番後ろで母が、手をもって、やっと列に並んで写真に写っていました。

あの頃の息子は、ちゃんとした言葉をしゃべらず、おむつ外れもやっと、超多動で一時も目が離せませんでした。おそらく、一番大変な時期だったと思います。


写真の中の無邪気に笑う息子だけ見れば、可愛いいのですが、様々なことを思い出しました。あの頃の自分に、「今は、大変だけど大丈夫。10年したら、とってもいい子に育ってるからね」と言ってあげたいです。


息子の幼稚園の子どもたちも、お母さんたちも、とっても理解があって、息子に無理強いをせずに、暖かく見守ってくださいました。今、息子が、人と関わることをいとわず、集団行動についていけるのは、幼稚園時代の経験があるからだと思います。なんだか、懐かしく、ほっこりした1日でした。


【今日のいいとこ探し】


療育の帰りの車の中で、「ねえねえお母さん、見てほしいものがあるんだ」と、あらたまって、息子に言われました。


「いいよ、何かなあ・・」と、母が言ったら「僕の作ったWiiリゾートの別荘」というのです。


今まで、人に何か見てもらおうと思ってもいきなり見せに来るだけだった息子が、約束を取り付けてくるようになったのです。びっくりです ∑(゚Д゚)


さらに、夕飯の後も、息子が何か言っていたのですが、いつもの独り言だと思い、学校のことを話しだした娘の話を聞いていたら、「お母さん!僕の話の途中で○○と話をしないで、怒るよ!」と、叱られてしまいました。


なんだか、最近、とっても普積極的に、コミュニケーションをとってくるようになりました。これも、成長ですね。



追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村