停電でパニック!! | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、夕方からどんどん寒くなってきましたね。明日は、12月下旬の寒さだそうです。きんとした澄んだ空気に、夕焼けがきれいでした。


自閉症スペクトラムの窓-夕焼け


今日の午後、中学校で、停電があったそうです。天気もあまりよくなかったので、教室の中は、真っ暗になたそうです。息子は、すごくこわかったようで、パニックをおこしてしまいました。交流級にいる時で、頼れる支援級の先生も居なくて泣いてしまったそうです。


他の支援級の子は、そこまでパニックはおこさなかったそうで、今回の停電は、息子の『予定外の事に、弱い』というところが顕著にでました。


中学校の周りだけの停電で、家の周りは、停電していませんでした。夕方3時過ぎに停電になり、3時半には、学校を後にできたので、それほどパニックを引きずらなくて済んだようです。


3.11の地震の時も、息子は、小学校の交流級でした。その時も、パニックを起こしてしまいました。


自閉症の子は、緊急時は、周りにいる人間が、極度に不安がったり、騒いだりしない方が落ち着いています。


また、本人への声がけは、最低限にした方がいいのですが、交流級だと、子ども達も騒ぎますし、先生も心配ゆえに声掛けが多くなるので、かえって落ち着かなくなるようです。今回も、クラスの子の不安が伝染して、息子の不安が大きくなってしまったようです。


停電なら「大丈夫。懐中電灯をもってくるので、椅子に座っていましょう」とか、地震なら、「揺れがおさまるまで、机の下にいます」など、どうすればいいか、具体的に説明してもらえるとよかったですね。


これから、一人で電車やバスに乗ることもあるでしょう。緊急時にどういう対応をとればいいのか、具体的に教えて、パニックになっても、平常心を早く取り戻せるように、どうすればいいか考えないといけないですね。また、課題が見つかりました。


【今日のいいとこ探し】


土曜参観の代休で、娘が家にいました(主人も風邪で寝込んでいました)。遠出の外出もできないので、家で、紙粘土クラフトを、娘としました。娘は、サンドウィッチや、マカロンを可愛く上手につくっていました。


母は、来年の干支であり、大好きな馬を作りました。帰ってきた息子が、それを見て、「すごっいじゃん。かっこいい」と褒めてくれました。



自閉症スペクトラムの窓-紙粘土    自閉症スペクトラムの窓-紙粘土2