あえて渋い釣りに出かけました・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、久しぶりに暖かい1日でしたね。子ども達にねだられて、海釣り公園へ午後から行ってきました。


自閉症スペクトラムの窓-釣り姿


寒い時期の夕まず目狙いの海釣り。海釣り公園とは言え、釣果が渋いのはわかっていました。おそらく渋い釣り、坊主(1匹も釣れない)な可能性が大だったのですが、あえて、行ってきました。


息子には、「今日は、寒いし1匹も釣れないかもしれないよ」と言って、釣りに出かけました。釣果は、主人が帰りがけに、かろうじて1匹だけ『ウミタナゴ』を釣りあげました。予想道り、子ども達と私は釣れませんでした。


自閉症スペクトラムの窓-ウミタナゴ


息子は、1匹も釣れなかったので、すごく悔しがって、大騒ぎでした。そこで、すかさず「寒い日は、やっぱり魚は釣れなかったね。また、暖かくなったら釣りに来ようね」と言いました。主人も「春か秋が、魚はよく釣れるよ」と、息子に言い聞かせました。


今回の渋い釣りの目的は、ここでした。自分の行きたい気持だけを通して行った結果、魚は釣れなかった経験が大事になります。他の人の忠告を聞く大切さ、季節に合った行動の大切さ、釣れなくても我慢した経験など、様々ことを、今回の渋い釣りで、息子は学んだと思います。


【今日のいいとこ探し】


投げ釣りをしていたのですが、投げがずいぶんうまくなって、遠くまで仕掛けが飛ぶようになりました。手首の使い方がうまくなっていました。


自閉症スペクトラムの窓-投げ姿


あと、餌は、主人が毎回つけていたのですが、今日は、エビもジャリメ(ミミズのような餌)も、自分で針に付けることが出来るようになっていました。「気持ち悪~い」と言っていたのが、ウソのようです。好きな興味のあることは、我慢が効きますね。