支援級のお母さんが出来ること | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。朝は、車に霜が降りていて、花壇には、霜柱が沢山ありました。今日は、昼間も寒かったですね。


霜が降りると霜げてしまう植物が多いのですが、パンジーは、原産がイギリスで寒さに強いです。この霜げた状態から、陽がさすと元通りになります。自然の力ってすごいですね。


自閉症スペクトラムの窓-花壇霜柱


今年度、学校の地区委員をしています。その中で、「通学途中に、子ども達が危険な目にあった時に、その連絡をどう学校へ取るのがいいのか」という、危機管理の問題があがりました。


実は、踏切を越えて通学して来る登校班があるのですが、急な電車事故などで踏切がずっと開かなくて、渡れず困ってしまったことがありました。そのような場面に遭遇した場合、子ども達は、携帯電を持っているわけではないので、学校へ連絡が出来なかったのです。


自治会などの方に頼み、そのような場合や、何か子供がトラブルに巻き込まれた場合、学校へ連絡をしてくれるようにお願いはしているのですが、気が付くまで時間がかかってしまうという問題がありました。


そこで、支援級の先生、お母さんたちに確認を取って、何かあった時は、子ども達に毎朝付き添っている支援級のお母さんが、学校へ連絡してヘルプを求めることにしました。


いままでも、何か見かければ、見守ってはいたのですが、正式に協力する旨の声を、支援級としてあげたのは、初めてのことです。


普段、役員を受けたり、朝の旗振り、パトロールに参加できない支援級のお母さんたちですが、子ども達の為に何かしてあげられたらと、みなさん賛同してくれました。その気持ちがうれしかったです。


子ども達の安全の為に、身近で出来るところから、協力が出来ればいいと思いました。地区委員の仕事もたいへんでしたが、今回の事は、自分がいたから出来たことかもしれないと、ちょっと自画自賛気味ですが、よかったと思います。


【今日のいいとこ探し】


息子のモジバケ熱さめやらず、今朝も、リビングいっぱいにモジバケワールドが展開していました。よく見ると、組み立て説明書通りでなく、カニに羽根が生えていたり、馬も羽根が付いてペガサスになっていたり、首が3つのドラゴンがいたり、いろいろ改造しているようです。


自閉症スペクトラムの窓-モジバケ行進   自閉症スペクトラムの窓-モジバケカード

敵と味方に分けて、バトルっぽいことをしたり、想像を働かせています。その時に、かなり大きな独り言を言うのですが、それが、「俺は、本気だぜ」「超腹が立つ・・」とか、なんだかアニメのセリフです。


そういえば、アニメのキャラクターって、自分の心の声を、口に出して叫びますよね。最近、息子が自分の気持ちを表す独り言を、大きな声で叫ぶのって、その真似かもしれないと気が付きました。そんなことするのは、アニメのキャラだけですから・・・・・・ ( ̄_ ̄ i)