息子の忘れ物 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、カラッといいお天気でした。息子を小学校に送った帰りに、近所の公園を歩いてみました。すっかり落ち葉がクッションのようになっていました。晩秋の風景ですね。


自閉症スペクトラムの窓-晩秋の空   自閉症スペクトラムの窓-落ち葉


明日、書き初めの練習が学校である息子。今日、書き初め道具を持って行かなくてはならなかったのですが、家に忘れてしまいました。


朝、母が中身をチェックして、ちゃんとランドセルの横に置いておいたのに、忘れたのです。「書き初めの道具を忘れないように・・」と声掛けしておいたにもかかわらずです。


登校途中で、それに気が付き、「お母さん書初めの道具わすれちゃった。取りに行ってきて・・」と言ってきました。


「お母さんは、忘れないように言いました。」「なのに○○が自分で家に忘れてきました。」「お母さんは、家に取りに帰りません」「書き初めは明日なので、今日無くても大丈夫です」とあきらめさせました。ブツブツ言っていましたが、しぶしぶ納得してくれました。


以前なら、学校で必要な物を忘れると、その場でパニック。朝の忘れ物が、その日一日忘れられず、
授業がぐちゃぐちゃ。それから考えると、ずいぶん成長しました。


子供が小さい頃は、負担をかけないように、忘れたら届けるのでいいと思います。それによって、本人の気持ちが前向きになり、安定して授業に参加できるからです。


子供が大きくなってきたら、自分のしたことに責任を持ってもらうために、届けるのをやめました。最初は、怒ったりしていましたが、だんだん息子なりにそれを受け入れられるようになりました。これも、成長ですね。


【今日のいいとこ探し】


お風呂に入っていた息子が、突然扉をあけて「ポインセチアって何?」と聞いてきました。浴室テレビでみて、どんなものか気になったようです。疑問に思ったことを人に聞けるっていいですね。


【クスッと、コーナー】


テレビで、「新婚さん・・・」という話がやっていました。主人と私に向かって、息子が「お父さんも、お母さんも新婚だね。」とい言ってきました。「新婚ではなく、熟年夫婦です」と教えました (=⌒▽⌒=)