迷子札 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、風が強かったですね。北海道や東北は、ひどい吹雪で停電してしまったところもあったようです。11月だというのに、なんだか真冬並みの荒天ですね。うちの方は、秋晴れでした。


自閉症スペクトラムの窓-秋の空   自閉症スペクトラムの窓-紅葉と空


多動な幼稚園のお子さんのお母さんから迷子札についての相談がありました。「外出中に、迷子になり、探すのが大変だったことから、迷子札をつけたいのだが、障害があると目立つのは、ちょっと・・・・」と、言うことでした。


息子が、幼稚園入学前に、付けていた迷子札の写真です。アンパンマンが大好きだったので、市販のアンパンマンの名札の裏に親の連絡先を書いておきました。


内容は、「ぼくは、障害を持っていて言葉がうまく理解できません。何かあれば、下記へ連絡してください」と書いて、下に、母携帯、父携帯、自宅の電話番号を載せておきました。


自閉症スペクトラムの窓-アンパンマン名札


一見すると、表側からは、ただの名札で、もし迷子になって保護されれば、親の手掛かりを探すでしょうからその時に、名札の裏側に電話番号があれば、連絡がくるはずだというコンセプトで作りました。


今の息子のリュックには、電車のキーホルダーの裏に名前と、母の携帯番号、「何かあれば、連絡ください」とだけ書いて、シールが貼ってあります。まあ、今は、息子に「住所は?」と聞いてもらえれば、ちゃんと答えられるようには、なっているのですが、カバンを置き忘れた時用ですね。


他の迷子札の例としては、市販されているもので、「障害を抱えています」「訓練中です」などと、書かれたものもあります


あとは、シャツの裾や靴に、名前と電話番号を書くという方もいますね。本人がSOSを出さない場合が多いので、保護された時に、いち早く親と連絡がとれることが大事です。


大きくなった息子は、携帯電話を、外出時に持っていっています。困ったこと、自分で対応できないトラブルにあった時には、母の携帯へ電話するよう練習中です。迷子札の代わりに、携帯電話ということですね。GPS機能もついているので、それで親が位置を確認もできます。


子どもが迷子になると、本当にドキドキしますね。もしもの時の備えはしておく必要がありますね。


【今日のいいとこ探し】


今日は、5校時目に、サツマイモ堀がありました。4月から、子ども達が一生懸命世話をして、育てたものです。収穫を楽しみにしていました。


朝学校へ行く息子が、突然玄関で、「長靴持っていく」というのです。持ち物には、軍手しか書いてなくて長靴は書いてありませんでした。でも、去年までイモ掘りの日は、長靴を持っていっていたのを思い出したのでしょう。


自分の意思を、はっきり伝えられてよかったです。