LADです。今日は、、過ごしやすいお天気でしたね。夕焼けがきれいでした。
娘は朝から、地域のハロウィンフェスティバルに友達と出かけてきました。仮装をしてスタンプラリーのお店を回ると、お菓子がもらえるという、本当のハロウィンみたいな催しです。なかなか、楽しかったようです。
息子は、ガイヘルさんと、小田急ショップへ。「来年度の小田急カレンダーを買ってきてください。お金は、お母さんが出します」といったら、いつも買う壁掛けの小田急ロマンスカーだけでなく、卓上の小田急通勤電車カレンダーも買ってきました。自分のおこづかいでないので、気が大きくなったのでしょうか・・・・ちゃっかりしています。
母は、講演会に行ってきました。『大震災 自閉っ子家族のサバイバル』という本を書いた、高橋みかわさんから、実体験に基づいた貴重なお話が聞けました。本当に、体験した人でないとわからない、生々しいけれども、とても為になる話でした。
○地震が起きる前に、やっておくこと。
→3日分では足りないので、1週間分が目安で備蓄をする。飲料水、お風呂の汲み置き(トイレを流す、洗い物など)、ランタン(家事になるのでロウソクはダメ)食べ物、(偏食、アレルギーがあるなら必須)、毎日飲んでいる薬(少なくとも1週間分)携帯充電器
○本人への防災教育
→通勤、通学などで、1人で行動する機会のある子は、必ず災害にあったらどうすればいいか、決めておく。歩いて家まで帰るのか、学校へ戻るのか、どこかで待っているのかを本人がわかるように説明。自分で周りの人に助けを求められない場合は、緊急連絡先を書いたサポートブックを携帯させる
○いざという時、親がでんと構えて、おろおろしない。腹をくくる。
→親の不安は、子どもに伝わります。非日常を楽しんでしまうくらいの割り切りが必要。講師の方は、電気、ガス、水道が止まった生活を、自閉症の息子さんに伝える時に「キャンプの練習をします」と言ったそうです。
○避難所に避難したくても避難できない。自閉症の子がいるとそうなる。
→非常に狭い空間、子どもや赤ん坊の泣き声、周りから非難をあびる、偏食に対応できない。なので、自宅で避難生活になる。
○自宅避難。配給や、情報がもらえなくなることを覚悟してください。
→家の中で、本人の落ち着く場所を確保(ベットやソファーの上など)。安全優先ですが、なるべく、日ごろと同じ行動をとれるよう環境を整える(それが出来ると落ち着く)お気に入りグッズを用意する。否定的な声掛けをしない
○子どもに、不便な状況を理解させるには。
→まず、電気のスイッチや、トイレのレバーを動かしても、通常通りには動かないことを経験させる。それから、どうすべきがを教えて行き、新たな生活スタイルをインプットしなおしてもらいます。
○混乱させないために
→して欲しくないことは、予防が原則。否定形を使わない言葉掛け。出来るお手伝い、仕事をさせる。することが無いのが不安になる(常、日頃からお手伝いをさせておくといい)
まだまだ、色々話しはあったのですが、今日はここまで。講師の方がいっていたのは、とにかく日ごろから、どのくらい子どもと密に向かい合っているか、関わっているかが、非常時に鍵になるそうです。我が家の息子とどのくらい自分は向き合っているのか、考えさせられました。
今日の話が役に立たない方がいいのですが、聞いておいて無駄にはならいない、実践的な話でした。
【今日のいいとこ探し】
息子は、明日は、お父さんと初ワカサギ釣りに芦ノ湖へ。朝3時半に起きて出かけます。「朝早いから、早寝しないといけない」と言われたので、一生懸命、9時までに、入浴、洗濯機回し、食器洗いを済ませて、テレビも見ずに寝に行きました。すごく楽しみにしているんでしょうね。いっぱい釣れるといいですね。