メディアにおける障害の扱い | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、さわやかな風が秋を感じさせました。カウンセリングにに行く途中、線路際の道を歩いていたら、ススキに穂がでていました。奥には、キリン草も写っています。本格的に秋ですね。


自閉症スペクトラムの窓-すすき秋の風景


今日の朝日新聞に、障害関係の記事が3つ取り上げられていました。


○「親子など、身近な親族間の横領や盗みについて刑を免除すると」という法律が、成人後見人制度の後見人の親族には当てはまらないという判決が最高裁で出たという記事


○横浜市で知的障害のグループホーム職員2名が、利用者の預金や保護者会費を横領した事件


○『声』という読者からの投稿欄に、大人になってから、広汎性発達障害の診断を受けた当事者の方のコメント


朝日新聞は、比較的、発達障害や障害全般の事を取り上げているように感じます。息子が診断を受けた9年ほど前には、考えられなかったことです。


今、本屋さんに行けば、発達障害関係の本がずらりと並んでいます。毎月何冊も新刊があります。インターネットでも、当事者をはじめ、親御さんのホームページやブログも沢山みれます。情報があふれていて、かえって惑わされてしまう心配があるくらいです。


20、30年前は、情報と言えば、本は、専門書しか出版されておらず療育も、病院も、学校情報ですら、親の会のなどの、口コミだけという状況でした。


そのころから比べると、メディアの扱いも多くなって、一般の人の発達障害の認知もだいぶ広がってきました。メディアに載るということの効果は、非常に大きいので、正しく情報発信してほしいと思います。


【今日のいいとこ探し】


インフルエンザ予防接種の、1回目に行ってきました。去年まで、大泣きしていた息子。今年は、全く騒がず、泣かずに、注射をすることが出来ました。


小児科の先生、受付のお姉さんも、去年までの大騒ぎを知っているので、「えらかったね」「成長したね」「がんばったね」と沢山褒めてもらいました。本当に偉かったです。