支援級と普通級 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も暑かったですが、空はやっぱり秋でした。


自閉症スペクトラムの窓-秋の空3


ゴーヤの葉もずいぶん枯れてきました。まだ、実は沢山なっています。今日も3個収穫しました。採ったゴーヤでオカカ和えを作ってみました。ミリンと醤油だけだと、味に深みが出なかったので、オカカ昆布と煎りゴマを加えてみました。苦味があるので、大人の味ですね。残りのゴーヤは、何料理にするか思案中です。


自閉症スペクトラムの窓-秋の空2   自閉症スペクトラムの窓-ゴーヤ


支援級と普通級の関係について。


普通級から支援級への移籍の件で、相談を受けました。私の考える普通級在籍の条件をあげてみました。


【普通級在籍】


・40人の中にいて、先生が黒板で行う一斉授業を理解できる。ただ座って過ごすだけでは×

・45分間の授業中、静かに座って、周りに迷惑をかけずに過ごせる(教室から出ない)

・周りを見て、合わせた行動ができる。自分から動ける

・身辺自立ができている(トイレ・着替え・給食・教室移動など)

・クラスメイトと意思疎通ができる

・集団行動を嫌がらない。グループ活動ができる

・他害がない(暴力行為がない)

・いじめ・からかいの対象になっていない

・宿題ができる


≪本人の状況≫


・自己肯定感がある(自己評価が低いと辛いです)

・周りの子との差を感じていない(他の子が難なくできることが、自分には出来ないと悩まない)

・学校へ行くことを嫌がらない。嫌がる言動がない

・友達と遊べる。遊ぶ約束ができる


≪親・家で≫


・必要なら、授業や、学校行事の付き添いができる

・教師と細かく情報交換し、連絡を取り合うことができる

・普段の勉強・宿題のフォローができる


上記のことがらが、複数難しくなった場合、支援級も視野に入れるといいと、お返事しました。普通級でやりたい、やらせたいと思う気持ちもわかるのですが、子どもが辛くなってしまうなら、支援級でその子に合った、指導を受けるほうがいいですね。


【今日のいいとこ探し】


テレビのハードディスクレコーダー(録画)がいっぱいになってしまい、夜のミュージックステーション3時間スペシャルが録画できないことに気が付いた息子。自分から、録画してあった番組を削って空き時間を作りました。


不要になったものでも、捨てたり消したりが苦手な息子。どれも残しておきたいものだったはずですが、自分から消去できて偉かったです。