ネタバレあり、なのでご注意下さい。
ゲゲゲの鬼太郎には、父さんと母さんが存在していて
生まれた経緯が謎だったので、それを解明する意味でも
見応えはあります。
主人公は、鬼太郎の父さんと水木という帝国血液銀行の
社員。
水木なので、しげる先生絡みかもと思ったけど違って
いました。
私がちょっとだけ、イマイチと感じた点は、『犬神家の一族』
を模した感じが映画の初めのほうにあって、
イメージが消えなかったこと。
もうちょっと何とかならなかったのか、と残念に思いました。
ただ、主人公2人の声優さんは、とても素晴らしく、
鬼太郎の父さん 関俊彦さんと水木 の木内秀信さん。
あと、メインの女性が種崎敦美さんで、さすがに上手だなと
聞き惚れました。
声優さん目当てなら、かなり満足出来ると思います。
先にも書いたように、犬神家の一族に酷似している場面があって
それさえ、もうちょっと違う風にしてくれたら、と。
どちらかと言えば、犬神家よりもこっちのほうがおぞましい場面は
多いですけどね。
妖怪系の怖さは、それほど気にならない私でも、人間が起こした
人の道に外れた行為は、さすがに目を覆います。
それでも、鬼太郎の父さんが、鬼太郎を思い、助けた経緯と
水木が勇気を振り絞って、協力してくれたこと。
絵がきれいなこと。
など、一見の価値はあると思います。
今、Prime Videoで、会員のみですが無料で見られます。
怖いのがダメな人は論外でも、興味があるなら是非。
だけど、途中でダメってなったら、止めて良いですが、
配信なら、早送り出来るので、最後は見てほしいなと
ラスト当たりは強くオススメします。
来ていただいて、ありがとうございます。