2025年を迎え、三が日も過ぎました。

大学の業務開始は1/6からではありますが、昨年末はぎりぎり滑り込みでやり遂げた仕事もあれば、積み残した仕事もあります。

 

年明けて、まだ初夢は見ていませんが、妻曰く。

「ううう、原稿がぁ・・・」と

うなされていたそう。

嫌な夢であるが、私は記憶がないので、初夢ノーカウントとさせて頂きました。

 

 

さて、年末と言えば、韓国チェジュ空港の事故は本当に恐ろしく、かつ痛ましいものでした。昨年年明けのJALの事故を思い出してしまいますが、この飛行機事故にも不審な点多々あり、専門家からアマチュアまで、多くのコメントが寄せられています。

 

韓国言えば、こちらも昨年度末からの顛末。ユン・ソンニョル(윤석열)大統領による戒厳令の発令と、間を置かずにしての撤回。そして、大統領弾劾の動き。

 

韓国の大手メディアの報道は右向け右状態。基本的には、暴挙に出たユン大統領という見出しで、シュプレヒコールよろしく、報道が過熱していました。この動きに対して、私も驚かなかったわけではありません。ちょうど、学生の国際交流プログラム(派遣先、韓国)の直前の出来事でしたから、そのプログラムへの影響も懸念していました。が、それよりも、直感的に違和感を感じ、この出来事を、メディアの報道を額面通り受け取ることに、何か危険なものを感じました。

 

 

韓国は大きな転換期を迎えているように思います。韓国国内のみならず、日本国内でも報道内容は一貫していました。内容は上述の通りです。

 

一方で、現地では、実際には異なる動きが始まっていました。12月28日、韓国ソウルでは、昨日大規模な大統領弾劾"反対"集会があり、現地の様子を送ってもらいました(下、写真)。

 

 

 

相当な規模・人数でしたが、当時これを、大手メディアは報じず、YouTubeでは公開されていました。更に、韓国の大手メディアでは、この集会を”弾劾賛成”として、報道するという状況も生まれ、明らかに異常だと感じざるを得ません。

 

私の理解の中では、これらの動きには、これまでの韓国政治の中に内在していた、膿のようなものが一気に噴出した、と思っています。ご存じのように韓国は、38度線を跨いで北と南に分断されています。一見、北は共産国、南は民主国家という分かりやすい図式ですが、果たしてそうでしょうか。西には大国中国があり、その中で表に出ることと、実際的に動いているものが大きく異なっている。

 

言い過ぎかもしれませんが、民主主義の顔を被った・・・という南北に分かれた国家。これは日本も他人事ではないように思います。いわゆる、対岸の火事と言えるのか、というと既に日本の状況を見ると、いわずもながです。

 

本日、下記をXにてリポストしました。

 

 

韓国でのユン大統領の弾劾に反対し、また氏を指示する国民たちが、韓国と米国の旗を振っています。実際に、この引用元のポストのコメントでは、「ここは韓国だろう?なぜアメリカの旗が?」なんてコメントが寄せられています。

 

前回の選挙では、不正選挙の疑いが指摘されていました。このような動きに対してのユン大統領は一連の措置を取ったという話が当初からも出ていましたが、旗を振る国民の皆さんは、米国での先の選挙に想いを重ねているのではないでしょうか。

 

STOP THE STEAL

 

正念場の韓国。

日本は傍観するだけで良いのでしょうか。