9月中旬から後半にかけて、怒涛のスケジュールだった、

と、Xではポストしていたのですが、確かに激しかった。

 

仕事関連では納期が迫る中での作業だったり、原稿の催促、

またその他もろもろが一挙に重なったものだから、

いつの間にか、疲弊していたのかもしれません。

 

そんな中、一昨日から左足の親指辺りに違和感を感じ始めました。

その違和感、妙な痛みが昨日になると、急に強い痛みに代わり、

夜中には走り出したような感覚。

 

寝れないほどの、ジンジンする痛み。

 

私はあまり自分から病院に行こう、ということはありません。

以前、アキレス腱を切ったりだとか、そんなケース以外は

自分の体と向き合い、調整することが多い。

 

ただ今回は、嫌な予感があったのです。

何の原因、例えば捻挫や打撲などがない中の、痛み。

また明らかに炎症に伴う腫れ。

 

 

これまで一度も経験したことのない、あれを疑いました。

そう「痛風」

 

 

本日、以前アキレスの際にもお世話になったクリニックにて診断を受けました。

開口一番「恐らく、痛風の可能性が高いでしょう」。

 

やはり。

採血もして血液検査も実施。

結果はまだ出ませんが、そうなることを予測して、実は朝ごはんを取っていませんでした。

・痛風の疑い→血液検査

のフローが、痛みでもうろうとなる頭の中でも、浮かんでいたのです。

 

骨の問題もあるかもしれないということで、レントゲンも念のため撮って頂きました。

今回の症状に直接の関係はないかもしれませんが、左足の骨の接続部には、右足と比べてかなりストレスがかかっているような像が見て取れました。

 

70歳までバスケを、と目標を掲げている身としては

これはこれで、長い目で見て左足をケアしていかないといけない、問題です。

 

さて血液検査結果次第ではありますが、痛風が濃厚である現状。

冒頭で述べたように、かなりタイトなスケジュールだったのが、波状攻撃のように要因を蓄積させたのだと思います。

 

 

痛風でよく語られる食事の問題。

普段は私たち夫婦は、食にはかなり気を使っていたのですが、この激しい期間は、正直少し乱れていた傾向がありました。

 

痛風の原因である尿酸はプリン体の代謝系の最後の段階で、xhanthine oxidoreductase (キサンチン酸化還元酵素)の触媒により生成します。

 

この話、講義でも触れたりするんですよね。

自分の体を想いながら、語る羽目になるとは・・・

 

摂取した食事を思い出したところ、そこまでプリン体を摂取しているわけではないのですが、上述の平常運転と比較して、食がやや乱れた期間。この辺りはやはり影響しているかもしれません。

 

また私はやたら汗をかきます。

バスケの際は滝のようです。

先週も、高校生への実験指導など、やや長丁場で汗をかきつつ水分補給していない状況が続いたのも、拍車をかけていたのかもしれません。

 

また名古屋大学の研究チームが、いわゆるストレスと痛風の関係性について、実験動物モデルを用いて、その作用機序について研究報告(DOI:10.1038/s41598-017-01366-3)しています。

また本年、Demarquoy and Dehmej(2024)の論文では、腸内細菌フローラによる痛風へ影響について述べられています。腸内細菌の構成により尿酸代謝が影響を受けており、痛風管理の上でマイクロバイオームベースの治療も考えられるというものです(doi.org/10.3390/applmicrobiol4020057)。

 

 

と、自分なりに自分の体を見つめるというのが、基本ですね。

今後の血液検査結果次第ではありますが、どうも痛風様の症状。

痛風を発症しているこの体も、自分。

良い機会なので、きちんと付き合ってみようと思っています。