7月に入りました。
もう半年経ちました、2024年。
能登の震災
そして
航空機の事故。
不穏な幕開けとなった2024年でしたが、
能登の震災については、本当に気になっていました。
関西出身なのですが、中学の頃、阪神大震災の揺れを体験しました。
また東京で働いていた時に、東日本大震災の揺れを体験しました。
幸い、今の時代を生きていますが、どこかで地震に対する
感度が上がっているのは確かです。
そんな中、縁あって知り合いになりました医学部の先生から、
海洋の視点で、能登を見に行ってもらえないか、という話がありました。
詳細はまた後日ご報告できればと思うのですが、
ご存じの通り能登の復興は進んでいません。
インフラ整備も含めて、現場は日常を取り戻すことが第一優先かと思います。
勿論ですよね。
ただ、依頼を受けたのは、一方で下水などのインフラが整備できない状況。
また能登の震災は、沿岸が大きく隆起してしまったことが報道もなされていました。
港湾によっては4mだそうです。
そうなると、まず生活排水は、処理されることなく、
直接近くの河口域や沿岸域に流れていく可能性が高い。
また、数m隆起したとなると、藻場を含む水域として存在していた箇所が
露出し、その生態系は崩れて(干上がって)しまう可能性が高い。
いずれにせよ、陸だろうが海だろうが、震災後同時に時間は過ぎるわけです。
震災と海の環境という視点は、今見定める必要があると私は判断しました。
また、実際に現場を見たい、という想いも相まって、6月末に能登の震災地。
具体的には輪島の門前町を訪問させて頂きました。
また、もろもろ整理した上で、報告したいと思っていますが、
まずは門前町までのアクセスを含め、準備・手配頂いた現地ボランティアの皆さま。
どうもありがとうございました。
また、ご報告させて頂きます。
小松空港より能登に向かう水平線↓
↓門前町の倒壊した家々(6/27 現在)