早いもので2024年に入り、もう8日目。
お年賀頂きお返しできていない皆さま、寒中見舞いをお送りしますので、
どうぞご容赦ください。
今年一年、そしてこれからの十年を年末にかけて想っていたのですが、
2024年の幕開けは想像以上になってしまいました。
能登の震災、そしてJAL航空機事故。
そればかりでなく、北九州での火災や秋葉原での事件など
物々しい幕開けとなってしまいました。
能登の被災状況、報道を通して知るわけですが、被害がどんどん拡大しています。
一方で120時間後に救出、生存者がというような報告もあり、一縷の希望を得ては
虚無感も感じます。
大学は入試のシーズンでもありますが、その後は卒論修論の時期になります。
この三連休も、学生の実験の援護射撃のため、ひたすら実験をしてましたが、
こんなことをしていいのか、という想いも寄せては返すばかりです。
我々は限られた時間を生きているのは間違いないのですが、
今回の震災のように、思いがけず早めに線を越えて行ってしまうことがあります。
それは、誰もがおんなじで、私も含まれています。
幼子が病で逝ってしまう、一方で100歳を超える大往生。
ヒトはいずれ死ぬ。
早いか遅いかだけだ
と「もののけ姫」でジコ坊はシニカルのような、
また少し滑稽に呟いたのを、思い出します。
2023年12月。訪問先の韓国釜山での一枚。