先日9/19公開の論文。
慶応大学による研究ですね。
題目:Assessment of Myocardial 18F-FDG Uptake at PET/CT in Asymptomatic SARS-CoV-2-vaccinated and Nonvaccinated Patients(無症候性 SARS-CoV-2 ワクチン接種済みおよびワクチン接種を受けていない患者における PET/CT での心筋18 F-FDG 取り込みの評価)
mRNA薬剤接種による心筋炎のリスクは広く知られていますが、
本稿では接種後、無症状の方の心臓の状態・影響はどうなっているのか。
この観点から、接種者を対象に、心筋への18F-FDGの取り込みを利用し、
ワクチン未接種者と比較の上、PET/CTにより心筋炎のリスクを評価しています。
FDG-PET法は心筋炎の評価に採用されている手法ですね。
結果がしめすのは、非接種者として比較して接種者にいおいて
統計的に有意に18F-FDGの取り込みが有意に増加していることが
示されています。
(18F-FDG:標識したブドウ糖誘導体)
先日からオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)の秋接種が始まりました。
これまで通り、***回目という表現から、季節接種の表現に変えたのも解せませんが
昨日の地元のニュース番組にて専門家が下記のように語っていました。
・ワクチン接種回数が少ない方ほど後遺症の割合が多いし、重症化しやすいというデータが出ている。
→このデータはどこにあるだろうか?
→今回のVBB.1.5はネズミの試験のみでヒトを対象に評価していない。
重症化しやすいというデータはネズミの例?しかし接種者回数が少ない方ほど、と明言されているので
やはりヒトを対象に話されている。となると、そのデータはどこに?
・(新型コロナ)後遺症を考える上でもワクチン接種を勧める要因になると思っている。
→上述の通り、具体的なデータはどこにあるだろうか?(時にネズミの試験しかしていないXBB.1.5について)
・(どんなワクチンでも)ある一定の人数の方は体調を崩したり、最悪亡くなったりする方がいる。
→その後、国策としてのワクチンと明言されているので、多少の被害は仕方がないということだろう。
すなわちその数、言い換えればリスク・ベネフィットを打ち出したいのだが、先日ブログでも触れた
本mRNA薬剤の現状をどう考えているのか。
・ワクチンの影響であると認められた方に対しては国として救済措置をちゃんと用意しているということになっています。
→「ということになって」いる?
少なくともネズミの代わりに私は接種したいと思いません。
(これまでも接種していませんが)