先日19日にeBioMedicine誌に掲載された論文。
Biodistribution of mRNA COVID-19 vaccines in human breast milk
(ヒトの母乳におけるmRNA COVID-19ワクチンの生体内分布)
https://www.thelancet.com/journals/ebiom/article/PIIS2352-3964(23)00366-3/fulltext
本論文ではワクチン接種した赤ちゃんへの授乳中の女性を対象に、
13人の被験者(20回接種)のうち、10回接種45時間後でmRNAが微量で検出されています。
すなわち、筋肉注射により摂取したmRNAが2日間で、注射部位だけでなく拡散し
母乳まで達している可能性を示しています。
本論文では、このmRNAがスパイクタンパク質が産生されていることは確認されていないとも
明記していますが、まず大前提としてこの結果は、これまで喧伝されていた事実と異なることが
起こっていることを示しています。
それは、医療監修のコロナ関連情報サイトにおいて
Q.ワクチンのmRNAは接種後体内に残るのか?
という質問に対し、
A.mRNAは摂種者の細胞内のリボソームで使用され、すぐに分解される
と回答しています。
このmRNAが残存して体中をかけめぐるわけがない
という話が、このブログでも紹介したように、数々の論文における検証が
否定しています。
今回ご紹介した論文は、母乳に成分が達していることを示唆しています。
今回のmRNA薬剤は、LNP(脂質ナノ粒子)にくるまれている状態で接種されているわけです。
このLNPがmRNAをデリバリーするわけですが、
このLNP自身が体内を分散し、またリスクがあることを
指摘する論文も以前から出ていました。
(Molecular Therapy (2022) 30:2109-2110, doi: 10.1016/j.ymthe.2022.04.011)
ヒトは誰しも間違えますし、新しい知見が上書きするのはサイエンスでは常です。
ただ、その情報のアップデートを行わず、「もう振り返ることはできない」呈で
突き進むのは、やはり違和感を覚えますし、異常に感じるのは私だけでしょうか。
以前から、コロナ後遺症やワクチン副作用について情報発信されている
南大津市の南出賢一市長が、先日コロナワクチンの被害状況等も含め
現状に関して、動画を配信されました。
非常に分かり易くデータを提示され、またポイントをつかんだ解説をされています。
この動画の中で、次のような表が出ています。
この情報は私も既に、厚生労働省のHPにて確認しましたが、
わかりやすく対比で示されています。
過去44年間のワクチン関連の死亡認定数(青)
と、この僅か2年半のmRNA薬剤による死亡認定数。
この認定者数を分母の年数で割ってみると・・・
異常さが分かります。