GWも空けましたが、GW以前からの宿題の波に流されそうな今日この頃。
本日は留学生が執筆している論文原稿のチェックをしていました。
文法も含めて一から見るとなると、大体長期戦になります。
長期戦になると、頭から煙が出てきそうになるのですが
これを避けることはできません。
大学に身を置いていますと、様々な学術誌(ジャーナル)から
査読の依頼が来ます。
雑誌に投稿された論文原稿をチェック、査読してくださいというもので、
実験の方法から結果、結論、考察や原稿の体裁など
について、コメントを付し、掲載に値するかどうかも含めて
執筆者と(遠隔で)議論するわけですね。
私は基本的に査読依頼が来ると受けるようにしています。
研究をしていると、とかく効率を考えがちです。
論文も自らの論文を出す、ことに集中しがちですが
「常に勉強する」姿勢は、学生だろうが教授だろうが関係ありません。
終生学び続けるべきなのです。
論文の査読は、侍が刀を研ぐような感じでしょうか。
やはり自分自身の感覚を麻痺させず、日進月歩の科学分野に向かうにあたって
常に勉強あるのみです。
あぐらをかいてはいけない。
そんな本日は、あぐらをかいて、終日原稿と向き合っていました。
案の定、頭から煙が出てきました。
機関車トーマスになった気分です…
実験すればいいじゃん、と思うでしょう。
実験は実験でしまくると、これまた頭から煙が出てくるのです。
さて、オーバーヒート気味の頭に
こんな情報が入ってきました。
何だかなあ。