COVID-19用mRNAワクチンについて、接種後、接種(筋肉)部位のみならず
他の皮膚表面や臓器にもスパイクタンパク質が分布し、障害を起こしていることが報告されています。
関連の文献については、本ブログでも紹介してきましたが、
このような新たな知見に関連して、気にしてきたのは「血液」です。
更に言うと、輸血ですね。
血液に滞留するであろうスパイクタンパク質。
素人ながらに考えても、輸血するとなると、輸血後に
相手にスパイクタンパク質を供給することになってしまいます。
2021年の時点でその懸念について、発信されている方は見受けられましたが
「デマ」と一蹴され、そんな問題は起こらないというのが
一見世の中の理解のようでした。
ワクチン接種は任意。
自己責任のもと、という前提で世界トップの接種国となってしまった日本。
こと輸血に関しては、自己完結で終わる問題ではなくなってしまいます。
そんな中、下記のような記事が掲載されました。
新生児であるアレックス君への輸血の際、ワクチン接種者の血液は輸血しないよう
両親が要望していたにも関わらず、接種済血液を輸血。
巨大な血栓が生じ、この新生児は亡くなったとのこと。
何と言葉をかければいいのでしょう。
そんな最中、下記のような記事も掲載されました。
「ファイザーワクチンは血液凝固に関連している:FDA」
とFDAがワクチン接種と血栓の発生に関する事例を認めたとの内容です。
関連の論文(https://doi.org/10.1016/j.vaccine.2022.11.069)においては、
ワクチン接種後、肺塞栓症(肺の血管に血栓が詰まり、呼吸困難や胸痛、心停止を来す疾病)
の発症が有意に高まったことが示されています。
ただ、このようなワクチン副作用の可能性を指し示す論文も
決まって紋付型のフレーズが末尾に添えられています。
FDA strongly believes the potential benefits of COVID-19 vaccination outweigh the potential risks of COVID-19 infection.
(FDA は、COVID-19 ワクチン接種の潜在的な利益が COVID-19 感染の潜在的なリスクを上回ると強く信じています)
この論文でワクチンの潜在的なリスクが示されたのですが、
ではワクチンの潜在的な利益が、具体的にどう上回っているのかを示して欲しい。
しかも「Strongly believe」、すなわち願望です。
願望が悪いとは言いません。
ただ、エビデンス・エビデンスと言いながら、そのエビデンスの使い方も
状況や都合によって、使い分けられていては、元も子もありません。
輸血の件、今後が心配です。
そんな中、mRNA未接種の血液を提供する献血サービスが、
という話もあるようです。
デマだデマだ。
エビデンスだ、エビデンスだ。
この数年間でエビデンスという言葉にげっぷ気味になりそうです。