ノーベル医学生理学賞受賞された本庶佑先生の
新型コロナ関連のインタービューをご紹介しよう、と想っていたところ
ある速報が報じられました。

興和、「イベルメクチン」のオミクロン株への抗ウイルス効果を確認
https://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN2K50B6.html

「イベルメクチン」は、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した
北里大学の大村智特別栄誉教授が見出した寄生虫症治療薬ですが、
この度ロイター通信を介して、興和による研究結果から
オミクロン株への抗ウイルス効果を確認との報道がありました。


このイベルメクチンは紆余曲折あったのですが、
これは朗報かと思います。
Twitterなどでは
「in vitroの試験結果でいちいち、報道してんじゃねーよ」
と、まあ何か言うのは良しとしても
えらく言葉遣いがあらい方の多いこと。


いいじゃないですか。
in vitroの試験があってこそ
治験にも進められる。
今後様々なメディア、
医療関係者からの情報提供が
進むことを期待します。

とてもタイムリーな報道でしたが、
先ほどお伝えしようとしていた
本庶先生のインタビュー。
時間があるときにぜひご覧ください。

イベルメクチン(既存薬)について触れられています。
6:20頃からです。
効果がありそうだ、と言われてきて、
既に汎用されている薬がなぜこれまで、
スルーされてきたのか。
先生のお言葉は示唆的です。


今回の興和の研究結果をきっかけに
コロナ禍からぐっと前に進めると良いですね。

https://www.youtube.com/watch?v=gssfZnt2g4I&t=483s