新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
年末より体調が思わしくなく、三が日最終日でようやく回復してきました。
方も凝り、体がだるかったのですが、
幸い熱がなく、食欲もあったので助かりました。

令和二年は言わずなが、日本のみならず世界的に特殊な状況に置かれて幕が明け、またこれに終始した感があります。
一方で、このような大きなうねり中でも、個人個人には生活があり、それぞれに時間を送ったはずです。
私はというと研究の観点からは令和3年度に向けて、新しい展開を始めるための重要な一年になったように思います。
令和二年の活動をきっかけに、令和三年度は新しい研究プロジェクトを開始できるので、楽しみにしています。

微生物のたぐいまれなる能力を
・水産(養殖)
・食(発酵食品)
・発酵工学(機能性物質生産)
の大きく3つの産業に展開できるよう目指していきます。

国際交流の観点からは、令和二年は国間の移動自体が制限されたため、
採択されていた国際交流事業も中止となってしまいました。
「足踏み」というとネガティブになりますが、今後の国際交流の在り方をじっくり考える
良い機会になったと捉えるようにしています。
ただ、海外出張に行けなくなったのは、やはり残念でなりません。

個人的には、大学体育館の閉鎖に伴い、毎週実施しているバスケ練習が半年以上中止になったことが残念でした。
ただこれも、バスケと向き合う良い機会となり、自主トレやランニングなどの体力づくりに注力できる機会だったと捉えています。
お陰様で10月には体育館が条件付きで再開となり、その時は感無量でしたね。
定期的にバスケ(運動)していると、妙に研究にも集中して向き合うことができます。

さて、
2021年はどうでしょう。
世間のことはさておき、自分自身のことを目の前のことを頑張るという表現があります。
これは間違いではないとは思いますが、
一方で、大きな潮流には必ず個人の生活も影響してきますので、そうなると対岸の火事ではすまなくなります。
新型コロナについては変異ウイルスの出現から、ワクチン開発、安全性云々の話が出ています。
また年末にお話ししたように、地震学会や関連のNPO法人などのデータからも、
大地震のリスクについて日々情報が公開されています。
もう一つ懸念していたのは、私は「戦争」ですが、実際に戦争が起こらなくとも、
2021年は世界的に大きな変化が起こりそうに感じています。
香港での一連の報道にも心が動かされます…


こんな中でどう生きるかを決めるのが、やはり「自分」かと思います。
日々模索しています。

それでは、改めて本年もよろしくお願いします。