今回の台風9号は九州からそれて
西の会場を進んでいますが、それでも結構風が強いですね。
現在、マリアナ諸島付近から北上している台風10号ですが、
こちらは発達しながら九州を直撃する予測になっています。
中心気圧も930ヘクトパスカルと強烈です。
予測通りの進路ですと、大変なことになるかもしれませんので、週末は要注意ですね。
できれば食糧の備蓄や懐中電灯、カセットコンロの確認や必要に応じてお風呂に水をためておくのも良いかもしれません。
停電、断水も考えられますので。
私が気にしているのは速度です。
情報では時速10-15km程度の、のろのろ運転ですが、
一般的に台風は速度が遅い場合はその分影響も多くなりますが上陸すると
勢力が衰える傾向にあり、速い場合は勢力が衰えにくくそのままの強さで通過する傾向にあります。
もちろん例外はありますが、今回の台風10号がのろのろ運転で
その強さを減退させるか否かが、とても心配な点ですね。
930 hpaというと、かの伊勢湾台風や第2室戸台風に
匹敵する強さです。
2014年にNHKが「2050年の天気予報」と題した特集を組みましたが、
「未曽有の被害」という表現が使われている今回の台風10号は注意した方がいいですね。
取り越し苦労で追われば、それでいいのですから。
災害というと、
9月1日は関東大震災が発生して97年目になります。
前回の南海トラフ地震は戦後すぐに起こっていますから、
もう70年以上経過している算段になります。
南海トラフ地震は100年程度を目安に、周期的に起こっていますが、
気象庁も30年以内に発生する逼迫した状況
と情報を公開しています。
南海トラフは駿河湾から紀伊半島にかけて
南側の海域さらに西に伸ばして日向灘沖までに連なる
フィリピン海プレートとユーラシアプレートが接する海
底のエリアを指します。
日向灘まで伸びているということで、
こちらも気象庁の予測では宮崎では震度6-7の地震と
津波の高さも10m程度を予測しています。
ということで、備えあれば憂いなしレベルで済まないことも
今後起きるかもしれません。
出来る限りのこと、備えるべし、ですね。