新型コロナウイルスの増加が止まりません。
日本医師会が「緊急事態宣言をだしてほしい」と3月30日に声明を出しています。
大阪の吉村知事も「手に負えなくなる」と緊急事態宣言を出すべきだ、と発信している。
素人の考えでも、どう考えても封鎖のシナリオは動いているだろう。
ただタイミングを計っているだけでね。
「今のタイミングではないのか?」
皆、そう思いますよね。
私もそう思います。
タイミングでしょう。
つまり大人の事情とやらでしょうね。
オリンピック、経済、国民の命
これらが同じ天秤に載らずに、あたかも乗っているかのように揺れている。
この嵐が過ぎた時に。
全てが過ぎ去った後に、何が残るんだろう。
正念場はまだまだ続く状況で、このタイトルを明記するのは迷いましたが。
今まさに嵐の前の今に、こう書いていたい。
一世紀前のスペイン風邪、中世の黒死病では数千万の人々が亡くなったという。
多くの生き残った人々も、累々と重ねられる死体を見ながら、過ぎ去った嵐を見ていたはず。
当時の人々は、その過ぎ去った後に、何を見ていただろう。
何が変わったんだろう。
その時の心模様を垣間見たい。
人類は今回のコロナの脅威にもきっと打ち勝つでしょう。
多大な犠牲を払い、潜り抜けるでしょう。
その先に、同じように経済復興を目指すでしょう。
元の生活を取り戻しても、"くぐり抜けた事実"は残ります。
全てが過ぎ去っても、何かが変わるはず。
その変わってしまうことが、とっても大事なことをも変えてしまいそうな気がしています。
志村けんさん、逝ってしまいました。
「人は皆死ぬ。遅いか早いかだけだ」という台詞は、
映画『もののけ姫』でジコ坊がつぶやいていました。
ただそれだけで、ヒトの気持ちが整理できれば、人生は100km先でも見通せるはず。
ご冥福をお祈り申し上げます。
ジョンホプキンス大学がコロナ感染状況のリアルタイムページを公開しています。
私はこれを毎日見ていますが、これを見始めたのは武漢で爆発的に感染が広がっていたときでした。
このSF映画に出来てきそうなサイトを見ていて、数か月後に大陸が真っ赤に変わってく、と思っていました。
実際にそうなってしまいました。
惨劇や悲劇は突然津波のように押し寄せます。
覚悟と心構えがあれば、突然の津波にも備えられるはず。