森本学園の財務省文章改ざんの件で、報道がなされています。
自殺された近畿財務局職員の奥様が、旦那様の自殺は改ざん強要によるものだと。
一方、「コロナをうつしてやる」といって、飲食店をまわった50代の男性が、
その後亡くなられていたという報道がありました。
この二つの話を聞いたときに、なんだか切なくなったんですよね。
私はこの全く気色が異なる二つの中に、なんだか同じようなものを感じてしまいました。
表面的には違うんでしょうけれど、人間の中の強烈なドグマのようなものを感じてしまった。
バランスという概念はなく、特定のベクトルに強烈に極端に奔っていく感情が、
どこか人間のアンバランスさを感じてしまいます。
自分がそうならないとは限りません。
自身が成熟していたと感じていても、時として極限の状況下に置かれた場合、
積み上げてきたことが意味をなすのか。
これは、死ぬまで向き合っていくことなのでしょうね。
さて、3月も後半です。
年度末の研究進捗のまとめと、次年度に向けたプランを既に妄想しています。
春を感じる風にまったりとする、ハナでした。