宇宙は丸かった?
そんな記事を見かけました。
そもそもこれまでの宇宙は「平面である」ということが前提であったのが、
蓄積された衛星情報から判断すると、「宇宙は丸い」といった方が辻褄が合う、というのだ。
宇宙の成り立ちは?宇宙の外側はどうなっているのか?
幼い頃こんな妄想をしてはわくわくし、眠れなくなった私としては
非常に興味深い記事でした。
ただそれ以上に、
記事読んでいく過程でいつも触れる感覚。
それはこの記事の末尾に明記されたフレーズ。
「事実と定説の矛盾を解明することこそが、科学」
事実と定説の矛盾を解明し、新たな説を生み出す。
これが定説となり、新しい事実を見出し、新たな説を生み出す。
命の営みのように、延々と続くこの繰り返し。
言い換えれば、命が延々と続くように、このいたちごっこも永遠に続き、
そして、宇宙の深淵のように、辿りつかないもの。
これが、科学なのではないか。
これが、科学の魅力でもあり、限界なのではないか。
そんなことを想う、宮崎の夜でした。