悔しさをバネに、という言葉があります。

 

くだけた言い方だと、「なにくそフン!!」といったところでしょうか。

 

中国の史記にも由来する「臥薪嘗胆」は、春秋時代に越の国に敗れ、死亡した呉王の息子が

復讐を誓って、その想いを達成することから、現代では、「悔しさをバネ」に相当するような

意味合いで取られています。

努力を重ね、研鑽を積んで、目的を達する、

といったところですね。

 

ふと、私の人生において”臥薪嘗胆”ってなんだろう、と考えていたんですよね。

 

幸い、史記のように、強い憎しみに突き上げられた衝動というのはないのですが、

それでも、「なにくそフン」的なことは、それなりにありました。

 

 

 

何かに突き動かされる、ってことはヒトは皆あります。

 

その衝動が、喜怒哀楽のうち、どの衝動で突き動かされるか。

 

 

なんだか、ここのところのニュースを見ていると、

そんなことを考えてしまいました。