今週、妻が韓国の実家に帰省してましたので、私はチビ助と濃厚な時間を過ごしていました。
側でビーグルのハナも居ましたが、いろいろなことを考えていました。
その、いろいろなことは、なかなか話せないのですが、
久々に夜中にテレビを見ていました。
明日も早かったのですが、ずっと見てしまった番組。
ナショナルジオグラフィック。
その時の特集は、戦争の話。
ナチスの話です。
私は、戦争というと、
ドキッとします。
なぜか。
私が、「戦争」について触れたのは、いつだったろうか。
もちろん、私は戦争に参加したこともありませんし、巻き込まれたこともありません。
(※あくまでも、現在は)
幼いころ、私は学校の図書館に通い詰めていました。
読書が面白くてしかたがなかったからです。
あの頃は、いろいろな本を読んでいましたが、
特に探偵小説、サスペンスにはまっていました。
コナンドイル、赤川次郎、横溝正史、江戸川乱歩等々。
そんな時に、普段手に取らないコーナーに立ち寄りました。
<戦争史>
幼い私が、手に取ったのは戦争写真集のようなもので、
ページをめくると、諸外国の戦力を示す数値に加え、
具体的な凄惨な写真。
その中で、見た写真。
これって、本当にそのとき見たのかどうか、定かではないのですが、
私のブレインには、そう焼き付けられています。
この感覚はデジタルデータではなく昔の写真のフィルムの感覚ですね。
その頃から、数十年過ぎました。
私は、今でも、どこかで「戦争」について、過敏です。
理由は、この幼いころの見た写真集ではないかと、最近思うようになってきたのです。
昔の写真集って、白黒ですよね。
最近は、最新技術で着色した、最新映像ってことで、ナショジオだけではなく
いろいろなところで見受けます。
でも、実際は「白黒の時代のカラー動画」ってのが本当なんだろう。
私は、浅い知識の中で、足を運びたいところがいくつかあります。
その中で、
・アウシュビッツ
・ポルポトによるクメールルージュ(カンボジア)
そして、
・シチリアの地下に眠るミイラたち
です。
もちろん、これだけではありません。
ただ、少しでも20世紀の、特に幸せな時代に生まれた私の中で、
これから迎える自分の人生のリミットまでに、見たいことがまだまだある
って思える。
それだけでも、まだまだ歩ける。
そう思っています。