NASAのランドサットが、フィンランド近海、大西洋・北極海の海域で、巨大なプランクトンブルームの形成をとらえました。
https://landsat.visibleearth.nasa.gov/view.php?id=92462
このプランクトンのブルームはシアノバクテリア及び珪藻(diatom)によるものだそうです。
これまでのデータによると、ここ数年この領海では、異常な水温の上昇が確認され、
栄養塩の流入とともに、このようなブルームが起きる。
赤潮もそうですが、特定箇所でプランクトンのブルームが形成されると、
周辺の海水溶存酸素が急激に減少します。
水生生物への二次被害も懸念されます。
もう一つの特徴としては、写真のように巨大な渦を形成しているところ。
なぜこのような渦が形成されるのか・・・?
気候変動とともに、イレギュラーな現象は必ず増えてくるはずです。
そのことを防ぐ手だてがあれば、早急に取り組むべきです。
また、このことが人的影響を介さない、地球のバイオリズムであるのであれば
避けることはできません。
この場合、起こりうることに対して、どう潜り抜けるか、
そのことを今のうちに考えておく必要があります。
もはや国という概念を突き抜けた対策が必要になってきそうです。
やすっぽいイデオロギーは捨ててしまって、
新しいフェーズに移るべき時代(とき)なのかもしれません。