同じことを長い間続けていく。
これって尊いことだと思いますし、素直にすごいなぁと想います。
一方で、同じことに固執し続けるということにとらわれると、次の扉を開けなくなってしまう。
このジレンマって、どの分野でもあるのかもしれない。
おんなじことを続けていくっていうけれど、
会社でいうと、きちんと勤めを果たすと、勤続30年間ってことになるだろうし、
そう考えると、当たり前のことでもあるんだ。
でもこれからの時代は働き方改革の名のもと、新しい続けることが模索されてくるんでしょう。
私は博士の学位をとってから、ポスドクしたり、企業で働いたりして、大学の教員になって、今に至ります。
立場はコロコロ変わっていますが、研究者としての足取りは継続しています。
そういうと、ドクター時代も研究者すると、勤続15年は立っています。
このまま、大学の教員として責務を全うし続けるとすると、勤続30-40年ってことになるのでしょう。
働かせてもらっている、というのは有難いことです。
ただ、そのことと、「木々が揺れることで風を感じる」ってことは、
別のところなんだろうと思うんです。
迷いながらでも、濡れた靴にでも足を入れて、とりあえず歩こうよ。
迷うことや、足場が悪いことはたくさんです。
ただ、歩いていたら、新しいところにはいけるでしょう。
私の最近の心もちは、こんなトコです。
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ASKAさんによる、毎月新曲配信シリーズ。
8月25日に配信された「星は何でも知っている」を機に、一旦お休みとなるようです。
7月に配信された「憲兵も王様もいない城」と合わせて、聴いて頂きたい。
遠いところにきちゃったなあ。
https://www.fellows.tokyo/blog/?id=1115