各地で大雨が記録されています。

 

"記録的な"というような表現がなされていますが、記録ってのは塗り替えられるのが鉄則です。

 

いろいろな自然現象が激しくなっている。

このことに、きちんと対峙しないといけない時代でしょう。

 

本日は朝一番で起床して、ドクター留学生の投稿論文校閲をしていました。

これを潜り抜けないとドクターは、その先に進めません。

いかんせん、当人は既に単位取得後退学しているので

母国にいるので、遠隔でのやりとりになりますが、なんとかアクセプトを

もらえるよう頑張っていただきたい。

 

 

先日、試験研究用のマダイ幼魚を宮崎県水産振興協会から分譲頂きました。

高速を使って車で2時間。

無事ラボの飼育施設に搬入できたのですが、ぽつぽつ落ちて(死んで)来ているようです。

学生の卒論用の個体群なのですが、100尾以上の子供たちがやってきたわけです。

 

飼育試験、特に循環水槽で飼育試験するのは、かなり大変です。

生き物ですから休みもくそもありません。

病気も出ます。

飛び出し事故など、ハプニングもざらです。

 

 

私も学生時代、飼育試験の経験をしてきました。

韓国で実施した試験では、導入した個体がビブリオ病にかかってしまい、

何とか個体を維持しないと、ともう寝ずの毎日でした。

しかも釜山から北へ3-4時間のところから持ってきた個体ですから、

そう簡単に補充できません。

それでも、何とか個体の状態が安定して、試験を実施できた時はうれしかったですね。

またそれがきちんと論文に投稿し、掲載されたのも本当に嬉しかったもんです。

 

ただやっているときは大変です

次の日には、全個体ぷかぷか浮いているのでは、

と寝るに寝れない不安な日々がつづくんです。

 

それをやりきって完遂できた時。

何かが前に進むはずなんです。

このプロセスが大事です。

 

めんどくさかったり、しんどかったり、やめたくなったり。

その時にどう対応できるか、そこで学生の研究に対する資質だったり、

モチベーションが試されるはずです。

 

みな、頑張ろう。

 

 

 

追伸:

昨日、結構大変なことがありました。精神的に、くたくたになりましたが、まだ油断はできない状況なので、また落ち着いたらお知らせします。ほんと何が起こるかわからないから、大変です。

 

テレビを見るハナ。

チビ太郎を狙う、ハナ。

 

激しい遊びをするチビ太郎。

 

 

子育ては、修行です。