JSTが主催するさくらサイエンスプランのコーディネーターの一人としてここしばらく携わっていました。

 

さくらサイエンスプランの一つとして、交流協定を締結している海外の学生を招聘し、

講義や実習、学生間交流などを行うのが大筋のプログラムなのですが、

タイと韓国からの学生でした。

10日間という長丁場でしたが、明日母国に皆さん帰国します。

 

東京経由での帰国のため、巨大低気圧(春の嵐)の接近もあり、フライトが心配していましたが、無事飛んだようです。

 

 

私も講義を担当したので、いくつかMEMの研究事例などを紹介したのですが、

講義の最後に、彼らに3つの質問をしました。

 

 

・Why did you enter master or doctor course?

 

・Why are you researching (doing experiment)?

 

・How do you locate "Study" in your life?

 

 

学生は戸惑っていましたねぇ。

日本人の学生にも同じようなことを訊くのですが、

漠然と携わっていることやなんとなくこなしていることについて

ふと、向き合うことがあると思うんです、皆。

 

その時期は皆バラバラでしょう。

私は研究に携わっているので、「研究」を軸に問いましたが、

この単語は人それぞれで変わるはずです。

 

 

そして最後に下記の言葉を送りました。

 

 

To do something, life is too short.

But, to spend the time without doing anything, life is too long.

 

무언가를 성취하기에는 인생은 너무 짧다. 하지만 아무것도 하지않고 보내기에는 인생은 너무 길다.

 

 

以前このブログにも紹介しました、大切にしている言葉です。

彼らの何かに響けばいいなぁ、と。

 

 

本交流プログラムに参加したタイ並びに韓国の大学生ら。

中央は日本語学習を担当してくださった、杉村先生。

 

 

 

春の嵐で私の家の駐車場付近はこの有様です。

今、箒ではいてもきりがないので、嵐が静まったら、きれいにしよう。