先日、ある研究者の対談の番組で、次のような話がありました。
道具は基本的に機能が形を決めている。
例えばここにあるコップは水を入れておく機能を形で決めている。
ボールペンで、コップの機能を期待はなかなかしない、と。
ただPCってもんは、形だけでその機能性がわからない。
このような薄いモニターが付随しているマシンは、
推測ができない、多様な機能を示す。
ちょっと表現変わっているかもしれませんが、
このような趣旨の話でした。
そうだねぇ、と先ほどまで仕事の残りを、
自宅でカタカタカタカタ。
遠い幼いころは、どうだったろう。
小学校から帰って、宿題していたかな。
いやいや、冬ならばこたつでダラダラ。
もしくは、もう寝ますといいながら、布団の中で
小説を読みふけったりしてました。
でも布団の中から、淡い光が書籍の活字を浮かび上がらせて、
独特の雰囲気を作ってくれていた。
カタカタカタカタ。
とキーボードをたたく。
家族はもう寝ています。
今でも本をよく読みますが、出張先や移動中の飛行機など、
読書のカタチも変わりました。
あの頃の、寝たふりをしながら、朝まで本を読んでいたころ。
スタンドの色は淡く、LEDではありませんでしたからね。
淡い光ではなくても、夜の暗闇と光はいつもコントラストを明瞭にしてくれます。
寂しさと、これでもいいかな、が同居している感覚ですね。
さて、今日も疲れました。
が、これも生きている証拠。
修士論文発表会が迫っています。
やれやれ、です。