La crie(ラクリエ)の「モノ創り日誌」 -3ページ目

La crie(ラクリエ)の「モノ創り日誌」

〜「旅せよ!!」と叫ぶ鞄〜
シンプルで、丈夫、ワクワクするモノ創りがLa crie(ラクリエ)の理念です。



【重要なお知らせです。】


申し訳ありません。

コードバンの商品のお値段の計算を完全に間違えておりました。

安くですので、すでにお買い上げ頂いているお客様は得?なのかな⁇


更に今年秋、革自体の値上げするかも⁉︎情報も入って来ておりますので

それが実行されれば、商品自体の値上げも避けられません。


http://l-phoenix.jp/blog/archives/299#more-299


急な値上げは如何なものかと思いますので、少し猶予期間を設けます。

2014/7/15までは、現在のお値段を保持致します。

【シンプルシリーズ】                 旧価格   →   新価格

ロングウォレット                      ¥39,900- → ¥48,300-

ショートウォレット                   ¥19,950- → ¥24,150-

コインケース                              ¥13,950- → ¥16,900-

カードケースタテ、ヨコ  

ムーバブルロングウォレット    ¥ 99,500- → ¥119,900-

アングラーロングウォレット   ¥119,300- → ¥144,400-


旧価格適応は、2014/7/15 までの御注文分となります。

このコードバンのご注文につきましては注文時完全前払いでお願い致します。

直ぐの支払いが厳しい方、値下げは致しませんがご相談ください♪

納期は未定です。

一応の革の確保は出来ておりますが、なにぶん人気のコードバン。

世界中で取り合いしている革です。


( 確保と言っても、仕入れが完了している訳ではなく

「まだある?」「もう少しなら、あるよ」と話しただけです。

なくなったら、次の納期は未定といったレアな革がコードバン…。)




早めのご決断頂き、手に入れ可愛がって貰えれば幸いです。



商品開発の時に意識することは、バランスを崩す事です。



例えば、お財布。

カードが分けて入って、小銭入れにはマチが付いて、

お札は取り出しやすくて………。

なんて創り方、考え方は致しません。

これ創ったら、どこにでもある普通のモノができあがるでしょ⁉︎

まずテーマを決めます。


【シンプル・丈夫・スクエアなライン】


これ以外は無視します。

で、出来上がったのが、シンプルシリーズ。


http://lacrie.com/cn6/lw_ce.html


お財布としては凄くバランスが悪い。

そもそもパッと見て、お財布だと分からない。

10人中、8人が全く興味を示さず、2人が最高だとベタ褒めしてくれます。ww

もうこれ以外使えないと言って頂く方もいらっしゃいます。


それでいいのです。

それがいいのです。


お久しぶりです。

ラストです。
長文ですが、お付き合いください。






「厳しくとも誇り高き革職人募集します。
   決意表明と履歴書を明記の上、郵送の事。」

立て続けに心掴まれる。
(駄目だ、郵送してる場合じゃない。)
そんなの読んじゃったら、寝れない。
そのまま朝5時。その広告を千切り手帳に挟む。
ファミレスでモーニング食べて始発の新幹線に飛び乗った。
自分で切符を買って新幹線に乗るのもこれが初めてだったと思う。
ひとり座席に座り、景色を楽しむ余裕もなく切り取った広告を見つめ、
「絶対やる、絶対やる、OKもらうまでは帰らない…。」
念仏を唱えるように、何度も何度も繰り返した。
東京に着いたのはいいが、あの2行の文章を見てから6時間。
大して調べもせずに来ちゃったものだから在来線の乗り方が全く解らない。
迷いながらもどうにか直営店に到着した。
販売員の方に会うやいなや、
「社長に会わせてください。」
モチロン、アポなし…。
今から思うと、失礼過ぎて腹を切りたくなるが当時は真剣で回りが見えていなかった。
工房や商品を保管する場所など色々見えて頂き、いよいよ社長に逢える。
喫茶店にいらっしゃるらしい。
私を案内してくれた広報の方が喫茶店の入り口で突然、
「社長の事は勿論知ってるよね?」
「…はい‼︎」
失礼ながら知りませんでした。
実はブランド自体全く知らなかった。
当時からこの業界では超有名ブランドで、社長も雑誌TVに引っ張りだこでした。
だから、勿論ってなる訳です。
勿論って聞かれれば、緊張MAXの小僧は、はい‼︎って言ったはいいものの、
「じゃあ、どうぞ。」
   (先に入れと…?)
ノブを回し、ドアを開け一歩入ると50代くらいの男性が3人。
   (誰だ、どの人だ、間違えたらアウト…。)
直感でこの人だって人に、
「はじめまして、宮本です。突然失礼しました‼︎」
「おう、まあ座れや。」
ビンゴ‼︎‼︎‼︎‼︎
これ、間違ってたらどうなってたんでしょうか?ww
それから1時間くらいでしょうか、お話頂きましたが緊張しすぎて
内容を一切覚えておりません。その後工房に戻り、
「履歴書持ってきた?」
「すみません、急いで来たもので…。」
コンビニに走り、その場で書きました。
私だったら、こんな奴取りませんよ。駄目でしょ⁉︎酷すぎる…。
最後に、
「頑張れよ。」
ってお言葉を頂戴したので、安心して大阪に戻りました。
そうして連絡を待っていても、来ない。
こちらから連絡をすると、どうやら面接に落ちたらしい。ww
只々、私得意の無駄なプラス思考がOK出しただけだったらしい。
「ちょっと待ってください、すぐ行っていいですか?」
もう慣れたもんだ。
次は正式に決定し、翌年の2002年1月21日から晴れて革職人となるべく
扉が開かれた。

夜中に見た雑誌の2行の求人広告にに心を鷲掴みにされ、
いてもたってもいられず早朝の新幹線に飛び乗ってから
革職人としての人生が始まった、12年前の話です。
後先全く考えずに行動したことが、人生を大きく左右する事となり、
うまくいった珍しい例だと思います。

次は2011年と行きたいところですが、まだ書けない事が多いので
もう少し時間を起きたいと思います。
長々とお付き合い頂き、有難う御座いました。






久しぶりの更新です。

こんにちは。

こちらは毎日更新しております。 

https://ja-jp.facebook.com/lacrie

ものを人にお教えするって本当に大変ですね。

一番疲れます。先生を改めて尊敬します。


さて、今回もワークショップの決まり文句、

「私が創ってお売りする価格より、絶対安く上がりますよ。」

を達成して頂きましたので、詳細をお伝えします。

【ムーバブルロングウォレット 総手縫い仕様】

¥59,850-

【今回のワークショップにかかった費用】

材料費  ¥9,500-

制作時間 12時間x¥2,000-  ¥24,000-

合計  ¥33,500-




半額くらいですね。凄い‼︎

この方は職人志望ですので、【熱血指導コース】でかなり細かくお教えしてます。

その他、【とにかくこれだけ綺麗に仕上げたいコース】や【趣味としてやって

行きたいコース】など様々なコースをご用意しております。(私のさじ加減ww)


ロングタイムで制作される方は、ランチドリンクサービスもご用意しております。

私と楽しくおしゃべりしながら、ランチしましょう。ww (昨日は鳥丼でした)


なを、ロングタイムでのワークショップ希望の方は要予約となっておりますので、

0867-44-1289 までお気軽にお問い合わせください。




落ち着いてゆっくり1年を振り返ってみると、

「疲れた…。」

この一言です。

こちらには具体的に書いていませんでしたが、

7月頭に三女が産まれました。

しかし医療ミスにより、仮死状態で出てきて

すぐさま国立の医療センターに搬送。

女房の容体も悪化し、追うように同じ病院へ。


イメージ出来ないことや、ゴール設定がない中で進むことは

疲れと苦しみと戸惑いが大きく、2度と経験したくない出来事です。

しかし、知らない世界も多く知ることとなりました。


仕事的にはやはり、全国紙に出して頂いた事が大きかったのでは

なかろうかと思います。

反響は予想以上で多くのお褒めの言葉とご注文を頂きました。


今年も皆様にお力をお借り、なんとか越すことが出来そうです。

来年は、La crie (ラクリエ) を軸とし、新たに3つのブランドを立ち上げます。

忙しくなりそうですが、全力疾走してやろうと思います。


2013年、本当にありがとうございました。

来年も宜しくお願い致します。




寒いですね。
勝山、雪が積もりました。


年末年始の予定です。

12/30(月)~1/3(金) お休み
1/4(土) より営業致します。

12/30(月)は大そうじをしておりますが、店内見て頂くことは可能です。


日々の動きは、La crie(ラクリエ) facebookページ をご覧ください。
毎日更新しております。







日本の革 No6 のMade in 町工房に掲載頂いております。


客観的に見れば、お金もコネも無いのにお店を出して1年半で

全国紙に出れるなんて早いと思いますが、アタックは常にしておりましたので

私的には、「やっと出れた~。」という感じです。

最初のアタックなんてフル無視喰らって途中で逃げ出しましたから…。


私やラクリエの過去の事などかなり詳しく書いて頂いたので、

一つの区切りになったんじゃないかなと思います。


おかげさまで多くのお問い合わせを頂いております。


店にも置いておりますのでゆっくりご覧ください。










早朝の新幹線に飛び乗れ 3

大阪に戻り、自分で試行錯誤し制作を始めながら、
友人の紹介でアルバイトを始める。
荷揚げ屋って職業をご存知だろうか?
建設現場に入り、各業者から依頼を受け重い、大きい材料を
指定場所に運び込んでいく。
コレがまた、きつい仕事である。
技術、体力、筋力、そして精神力。
この仕事には多くを鍛えて頂いたと思う。
そうしていると、「現場監督出来ないか?」
という依頼を頂く。たった1年足らずの経験で、
出来るとは到底思えなかったが、やる前から断るのもどうかと思った。
それに「何もやってない…。」と思い辞めた後、やってないどころでは
なく全てをやってる仕事なんだと気付き、チャンスがあればもう一度やってみたいと思っていた。

「一週間働きを見てください。それで駄目だと思ったら切り捨ててください。」

全力で働いた為、もちろん気に入って頂く。
のちに、「うちで働かないか?」って言って頂くほどに。
その現場での納期は短い。所謂、突貫工事。
早朝から深夜まで工事は続く。
時給も通常より高く、更に残業代もガンガン付いて月に50万は軽く稼いでいた。
その現場と言うのはある商社の本社で、その1,2階部をアメリカにあるカフェの
日本初出店となる物件。
そこで働いていた会社の女性に突然声をかけられる。
「あの、そういうのお好きなんですか?」
ケツに刺していたレザーウォレットを指差して問われる。
「はい、革は好きですよ。」
「だったら、コレ見てください。」
A4用紙数枚に写された、シルバーのリングやバングル。
「こういうのもお好きかと思って…。」
(なんて優しい作品創る人なんだ‼)
一気に心を掴まれた。
「忙しくて、創り手を探しているんです。どうかなっと思って。
    連絡取ってみませんか?」

詳しく話を聞いてみると、スコットランドでモノを創っているらしい。
ん?スコットランド⁇どこ⁇?
みたいな所から、メールで色々やりとりし結果、
「取り敢えずロンドンで逢いましょう。」
って話で落ち着き、年明け早々にもロンドン行きを決めていた。
当時は今程インターネットも盛んではなく、PCも持っていない。
本を見て色々調べるもよく分からないし、イマイチ想像できてない、ピンと来てない。

(そもそも未経験の何も出来ない人間が行って大丈夫なんだろうか?
お金とかどうなるんだろう?給料って出るの?バイトする?言葉通じる?
帰りどうなる?強制送還????)

考えてもハテナだらけ。
もう、取り敢えずロンドンで…。の言葉を遂行するしかない。
たまたまその時はお金があったので、仕事も辞め英会話教室に通っていた。
先生はイギリス人。捲り上げたシャツから覗く漢字で【戦車】の文字。
「yuki,カッコイイダロ。オマエハ、ハイッテナイノカ?
   トコロデ、コレ、ドウイウイミダ?」
忘れられないエピソードである。

そうして出発の年明けに向け過ごしていた12/24、クリスマスイブ。
毎月楽しみにしていたバイク雑誌を見ていると、ある広告の一文が目に飛び込んできた。



勝山高校をキワキワで何とか卒業出来た私は、家具職人になるべく
大阪総合デザイン専門学校へ進学したが、面白みを感じることが出来ず
サボる事が多く悪友達と夜な夜な遊び回る日々。
唯一家具の授業は真剣に学び、卒業制作は大好きなバイクのホイールとシートを使ったテーブルと椅子を制作したが、出席日数が足らず卒業出来ない、故に提出も出来ないという残念な結果に終わった。

卒業出来ない事より、提出出来ない事の悔しさの方が大きかった。
自業自得である。
人生初と言っていい、分かりやすい挫折。

しかし、直ぐに頭は切り替わり、
「よし、全国をバイクで旅して回ろう‼」
と荷造りを始めていたら、建築士の先生が根回しをしてくれ
建設会社に就職する事となる。
建設会社での仕事は主に段取り。
大勢の職人さんが順序良く作業出来るように、材料の手配から
施主や設計士の意向を職人さんに伝えたりする。
一件の家を上司と任されたが、完成した家を見て
「あれ、俺この家なんにもやってねえや…。」
家具職人を目指し、モノ創りをしたいと強く思っていた人間に
段取りだけして、目の前で生き生きとモノ創りをされては
たまったもんではない。
「モノ創りをします。辞めさせてください。」
と当ての無い準備をするために、大阪に戻る事となった。
大変ご無沙汰しております。
今日はかなり集中して仕事が出来たので、久々のブログ更新。
facebookには小出ししてましたが、まとめを改めて。

過去をぶっちゃけるのは間抜けな事が多く若干お恥ずかしゅう御座居ますが、
私をご理解頂き、創る創らないの判断材料として貰えたらと思います。
ぶっちゃけついでに、固定電話が止まっております。
今日気付きました。ご迷惑おかけしております。
週末には復活すると思います。

それでは、はじめましょう。



未来に向けて今を生きるあなたへ。

たまには昔の話をしたいと思う。
今思うと私の人生を大きく変える行動のキッカケのひとつに
「早朝の新幹線に飛び乗る」という行為をしていた。
飛び乗る…、まさに突発的な決断をし、すぐさま行動に移す。

コレを2回やっている。
それは齢35年の私の人生に大きな影響を与え、今に直結している。
結果を出すには早すぎるが、2回とも成功している。
勘違いしないで欲しいのは私自身が、今、成功しているわけではない。
いや、そもそも成功の定義は人それぞれの解釈により様々であるから
難しい。
大儲けし、貯蓄ができ、余裕ある生活を送っている…訳がない。
キワキワ地獄である。
お恥ずかしいが、この歳でケータイが止まるなんてザラ。
ここで言う成功とは夢中になれる事が見つかり、
楽しくてしょうがない事が仕事になり、
自分の城というべく店と工房を持つことが出来た。
スタートラインに立つことが出来た、という意味。

1回目は2001年。
2回目は2011年。

おっ‼って思いました?
丁度、10年。
3回目の2021年、大変革すべくまた飛び乗るのでしょうか?
…イカンイカン。また未来に思考が飛んで行くところでした。

じゃあ、1回目の2001年からお話することにしよう…。

の前に、もう少し遡る必要があるので高校を卒業し、
大阪の専門学校時代辺りから初めてみましょう。