ペンション ラ・コリーナ アウトドア大好きオーナーの富良野里山ブログ -3ページ目

アイヌ古道

昨日は、朝から講演会がありました。
内容は、富良野の人と自然と言うテーマで、お二人の先生からお話を伺いました。
第一部は、上富良野で彫刻をされている山谷圭司さんで、アイヌのお話が中心でした。
北海道の開拓に必ず名が出てくるのは松浦武四郎と言う人物で、函館奉行所に勤めている役人でした。
富良野の明治政府による開拓は1886年北海道道庁発足に伴う「北海道土地払下規則」に始まりますが、実際にはその10年後にようやく富良野の土地払い下げが開始されました。しかし、松浦武四郎はその約30年前に、アイヌの力を借りて色々な道を開拓しています。
その一つに十勝越えのアイヌ古道があります。今のように国道が無い時代です。有事の際の武器移送の為に、日本海の留萌から十勝へ抜ける道を探していた武四郎は、今の富良野岳と前富良野岳の間のルウチシという比較的低い峠を越える道を作りました。と言っても、アイヌの方は時折使っていた道です。当時のこのような場合の道作りは、足跡をさらに付け加えるだけが道作りです。
下の地図が、概念図です。
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前富良野岳と富良野岳の間にある点線が、今回のテーマの十勝越えアイヌ古道です。現在の富良野マップと比較します。
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概念図と方向を合わせたため、少し見にくいかと思いますが、前富良野岳と富良野岳の間にルウチシという字が見て取れると思います。下の、富良野マップで見ると、原始が原と言う字と、等高線の色が比較的薄い所があります。この低いところを十勝まで抜けるわけです。実は、4月11日にこの古道をスノーシューで歩いてみることになっています。実際に歩いてまた報告したいと思います。
第一部終了後、ティータイムです。
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手作りのお菓子と、美味しいコーヒーを頂きました。
下の写真は、お菓子を手作りしてご馳走していただいたお母さん達です。ご馳走様でした。
第二部は、富良野生涯学習センターの澤田 健さんです。
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澤田さんには、その時々に富良野の歴史について教えていただいてます。今回も、一時間の予定で、富良野の開拓史について教えていただきました。歴史は、過去のものですが、これからの街づくりに欠かせない知識であり、大変勉強になりました。アイヌモシリ、北海道の開拓前の呼び方です。倭人としての歴史は浅い北海道ですが、過去にさかのぼると、とても不思議な感覚になります。長い話になりますので、またの機会にします。
富良野を訪れる機会がありましたら、是非山辺にあります富良野生涯学習センターによって見てください。お願いすれば、色々と説明していただけると思います。北海道全体の勉強にもなりますよ。

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久しぶりのサンピラーです

今朝は、富良野らしくとても気持ちよく冷えた朝でした。
皆さんは、サンピラーをご存知ですか。
日本語に訳すと「太陽柱」とでもいいますか。よく冷えた朝に、見ることの出来る冬の風景です。Lacollinaオーナーブログ
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氷点下10度をきると、ダイヤモンドダストを見ることが出来ます。そうすると、私は近くのスポットに出かけます。朝7時過ぎ、昇ってきた朝日を受け、ダイヤモンドダストが輝きだすと、そこにサンピラーが現れます。
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その光が、徐々に下に伸び、柱が完成するのです。
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そして、林の中にもう一つの太陽が現れます。
北国の寒い朝の自然からの贈り物だと思っています。
このような日は、木々がキラキラ輝くように霧氷を見ることも出来ます。それは、自然のクリスマスツリーのようで、あたかも電球がキラキラ光っているように見えます。
この冬は、まだ見ることが出来そうです。よろしければ、サンピラースポットへご案内しますよ。ただし、自然は気まぐれです。気象状況によりますので、見る事が出来ない時は悪しからず。

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朝のお散歩

今朝は、天気もよく、お散歩日和です。お子様連れのお客様がいらっしゃいました。裏山散歩をご希望されたので、一緒に出かけました。もちろんタツキのエスコートで・・・
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お客様には、スノーシューをご用意しています。お子様には、プラスチック製のかんじきをご用意しています。

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ここのところ少しずつ降った雪でコンディションは、大変良く、お客様にも楽しんで頂けたと思います。相変わらず私やお客様の手袋・帽子を奪っては怒られているタツキですが、まあまあのエスコートが出来たようです。6歳のお子様が一緒だったので、少しショートカットして、約一時間ほどで戻ってきました。
Lacollinaオーナーブログ皆さんも、お泊りの際は、タツキと一緒に裏山のお散歩楽しんでみませんか。ただし、状況によっては、不可能な場合もありますので、その際はご容赦ください。


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山辺 東大演習林の風穴を見に行ってきました

2月18日、東京大学の演習林に風穴を見に行ってきました。
富良野の開拓は、1886年(明治19年)北海道庁の拓殖計画に基づいて、計画されましたが、陸の孤島であるこの地は、10年間の後、本格的な開拓が始められました。
富良野には、開拓時代から演習林があります。
当時は、東京大学の演習林の他、北海道大学の演習林や、いくつかの大学の演習林がありました。
いまは、東京大学の演習林が当時のままに近く残されており、色々な研究が東京大学により行われています。
普段は入ることが出来ないこの演習林は、とても魅力のある自然が残されているすばらしい場所でもあります。
今回、東京大学の研究者の方と一緒に、東大演習林の山部地区にある風穴を見にいくチャンスに恵まれましたので、いってきました。
朝8時半にJR富良野駅へ集合し、その後ふらのバスにて山辺の東大演習林入り口に到着です。
洞窟や岩の積み重なった間から風が吹き出る穴を「風穴」といいます。
今回の風穴は、標高420メートル山の急斜面にあり、雪山を90分ほど登ることになります。

Lacollinaオーナーブログ-今日はいい天気です今日は、とてもいい天気です。気温はマイナスの10度、天気快晴
Lacollinaオーナーブログ-行きのバス
Lacollinaオーナーブログ-登山口集合登山口でヘルメットとスノーシューを装着し、いよいよ出発です。
初めの30分くらいは、比較的なだらかな道ですが、途中から30度近くの傾斜になります。とてもいい雪なので、歩いていて気持ちはいいのですが、ふわふわした雪が積もっているため、スノーシューが利きにくく、雪が崩れてとても歩きにくい状況です。それにしても、普段人の入ることは滅多に無いこの山は、なんと動物の足跡が多いことでしょう。鹿もかなり歩いており、その足跡もあってさらに歩きにくくなっています。Lacollinaオーナーブログ-山道

ようやくのことで、一つ目の風穴に辿り着きました。Lacollinaオーナーブログ-初めの風穴
Lacollinaオーナーブログ-風穴の周り
風穴の仕組みは、山の肌に二つの穴が上下(間隔は色々ですが、100mから200m)に空いており、夏は上の穴から空気を吸い込み、下の穴に約0度の風を噴出します。反対に冬は、下の穴から吸い込んだ空気を上の穴から約10度の風にして送り出しています。ですから、この時期周りがマイナス10度ですから、約20度差の風が吹き出ているわけで、顔を突っ込むと、非常に温かい風を感じます。
仕組みがはっきりと解っていないのですが、この辺の地質は、十勝溶結凝灰岩で構成されており、中でどのように暖められているかがとても不思議です。
Lacollinaオーナーブログ-最大の風穴
風穴の周りは、右上の写真の様に、周辺に暖気による霜状のものが付着しています。下の写真は、ここ辺りの最大の風穴で、とても暖かいです。
動物たちもこの暖気は利用しているようで、周辺には多くの動物の糞が沢山見受けられました。
おそらく、動物たちにとってもオアシスなのでしょう。

しばらく、参加者で色々と話をめぐらし、この暖気の仕組みを考えて見ましたが、基本的には、内部の何らかの熱が影響しているとしかわからず、調査の方法があれば面白いと思いました。
Lacollinaオーナーブログ-風穴雑談

いよいよ帰り道です。この帰り道がとても大変なのです。柔らかく積もった雪は、さらさらとすべり、初めこそ踏ん張っていましたが、途中からはその力も無くなり、滑ってきたと言うか、落ちてきた感じです。
汗をびっしょりかいて、ようやく戻ってきました。Lacollinaオーナーブログ-帰り道
Lacollinaオーナーブログ-終了
楽しい半日ででした。









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第13回大雪山」国立公園フォーラムに参加して

今回は、写真が無い為、字だけのブログになります。少々退屈でしょうが、宜しければお付き合いください。
2月17日、大雪山の国立公園指定75周年を迎えるにあたり、富良野にて、「大雪山の今とこれから」と題し、講演会が行われました。
大雪山国立公園は、約29万平方メートルを有する日本最大の国立公園です。この面積は、神奈川県のそれに匹敵する広さです。
講師の先生は、北大の地球環境科学研究員の教授 准教授お二人です。
はじめに教授から、大雪山の情報を色々とお話いただきました。
大雪山特有のパルサ(泥炭の小丘)凍土・高山雪田群落・アースハンモック等、特有の現象を色々と伺いました。しかし、今回のブログでは写真が無く説明が難しいため次回以降機会があったら、説明させていただきます。
今回のメインテーマとしては、大雪山の保護管理についてです。
私たち学者以外の人間から見ても、このテーマはレベルこそ違いますが、何度となく登山者のモラルを含め、難しい問題と認識しています。今回のお話の中で、最も問題なのは、この自然を維持していくための基礎材料となる研究者の活動についてです。
国立公園というのは、研究者にとって良くもあり悪くもあるようです。国立公園は、国の国立公園法に守られ、常に監視の目があります。一見良いのですが、研究者にとっては時と場合により、非常にやりにくいことがあるようです。例えば研究のの許可を取り、その腕章をして山に入っても、立ち入り禁止区域に入ると、山小屋の管理人等から厳しくお咎めを食らうなど、大変な思いをされているようです。
そのような方たちは、大変頑固だそうです。説明しても了解せず、規則の一点張りだそうです。また、お花畑に調査に入れば、高山植物の盗掘と間違えられ、通報されたりもするそうです。
理想的な状況を求め、スイスのナショナルパークなどにもお出かけになり、勉強をされているそうですが、国の状況や、環境が異なり、なかなかマッチしないようです。
世界中に、色々な国立公園があります。私たちの知っているのは、アメリカのヨセミテ・レッドウッド・イエローストーン  スペインのドニャーナ スイスのユングフラウなどでしょうか。
それ以外にも沢山ありますが、今回二つの対照的な国立公園の状況を教えていただきました。

一つ目は、タジク国立公園 タジキスタン共和国

タジク国立公園:中央アジアで最大の自然保護区でその広い区域は高山植物などの生態系に囲まれています。公園は2002年に設立され園内には2.6万種類の動物が生息しています。この中にはマルコポーロマウンテンシープ、アイベックス(山ヤギ)やスノーレパード(雪豹)も含まれています。また、これら以外にも山には氷河があり14種類の生態系と多くの自然遺産があります。

とあります。この国立公園は、グランドデザインが全く無い公園だそうです。
国自体が、資金的な余裕は無く、国際支援をひたすら待っているスタンスで、国立公園内でもスポーツハンティングが営利目的で行われ、多くの貴重な生物が殺され続けている状況です。
また、テレスケンというパミール高原周辺では、暖房や調理の燃料となっている小さな潅木が減ってきており、人々の生活に影響を及ぼし始めているそうです。それでも、手を打つことが出来ず、事態の改善はまだまだ見込めそうにありません。

二つ目は、パキスタン カラコルム山脈のフンジェラブ国立公園です。
パキスタン北部と中国との国境に位置する山岳国立公園です。
タジクと同様に、マルコポールシープやブルーシープ アイベックス ユキヒョウなどが生息する地域です。この公園は、パキスタン政府が設立した公園ですが、この公園内にシムシャール村があります。
このシムシャール村は、カラコルムハイウェイから徒歩で3日間かかる距離にあります。しかし、この村は150世帯ほどしかないにもかかわらず、非常に知恵を絞って、独立した生活を保っています。
政府は、この国立公園の運営上、シムシャール村をカラコルムハイウェイに近いところに移転させる計画を立てました。しかし、この地域での生活を大切にするワヒの人たちは、シムシャール ネイチャー トラスト(SNT)を立ち上げ、独自の道を歩み始めました。
しかし、客観的に見ると、問題も起き始めているようです。ここも、トロフィーハンティングが、始まってしまいました。年間の収入を簡単に得る事が出来るこの方法は、問題は多いのですが、土地の人たちにとっては大変魅力です。

皆さん、この二つの例をどのように思われますか。国立公園といっても内容には差があり、どの方法が国立公園として望ましい道かは、人それぞれ考え方が異なります。

私たちが、大事に見守っている大雪山国立公園は、色々な模索が必要だと思いますが、判っていることは、この自然をどのように保存していくかです。

それでは、今大雪山で何が起こっているかです。
国立公園の管理は、環境省が行っているのですが、ビジョンに不明瞭な部分が多く、対応も不完全です。また、経費不足からの登山道の荒廃や外来種の繁殖に押さえが利かない状態が続いています。
また、これらの事を行うには、調査・研究が必要です。
この調査も、前述のような理由で捗らないこともあり、八方塞とはいいませんが、出口の見えない状況です。
この場で、私が提案させていただいたのは、まず研究者のやっていることへの理解をどのように求めていくかということです。
なぜなら、この一歩が始まらない限り、連絡協議会設立や関係者の裾野を広げるなどのことは不可能に近いと思うからです。
この文章を読んでいただいている方はそうではないかと思いますが、これだけの文章でも、写真が一切無い文章は、あまり見たくは無いかと思います。私もそうです。
そこで、研究していること、調査している事、その結果わかったことを、簡単な内容で伝える努力をすること、その方法は、われわれ観光の第一線にいる者が行う。方法は、口承でも文章でもかまわない。ともかく、観光に訪れた人への伝達を行う。なぜなら、研究されている学者の方が自分の研究を短縮することは多分したくは無いであろう事などを踏まえての考えです。一般の方が学説を一から十まで知る必要は無く、概略さえわかればかなり理解して頂けると思います。
間違って伝わることもあるとは思いますが、全く伝わらないよりましだということです。

この後、公園管理上の中長期的なビジョンを作成し、維持管理を行うことが、順序として最も良い方法ではないかと思います。

ただ、今の世界的な不況は、この観光地にも少なからず影を落としており、観光客の減少も心配されます。海外客も含め、どのように誘致を行っていくかも、平行して模索する必要を感じています。

研究者の方も含め、解決するべきことは沢山ありますが、一つ一つ解決すべきだと考えています。
皆さんもいい意見がありましたら、教えてください。
そして、大雪山 十勝岳連邦を訪れてみてください。



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地酒祭りに参加しました

2月12日 中富良野地酒祭りが行われました。
この町の美味しいお酒「法螺吹」というお酒があります。このお酒は、中富良野で作られているお米「雪光り」を原料にして作られてます。新潟の銘酒に負けない美味しい純米主です。冷で飲むと一番美味しいと思います。今年もその新酒が出来ました。
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ラ・コリーナも皆さんにパン(ベーグル)・ハム・ソーセージ・二種類のパスタを召し上がっていただきました。何れも大好評で、特にハム・ソーセージは多めに用意したものが全て無くなりました。
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あえてベーグルを選んだのは、ラ・コリーナのハムやソーセージは、パンととても相性がよく、ベーグルには挟んで食べて頂こうと思ったからです。その思い通り、皆さんにとても喜んでいただくことが出来ました。私たちも大変嬉しかったです。
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写真は無いのですが、このときに中富良野の新しい土産品「法螺吹酒饅頭」や「法螺吹クッキー」「法螺吹カップケーキ」が発表されました。何れも、法螺吹を作ったときに出る酒粕を練りこんだものです。特に酒饅頭は、他の酒饅頭と違い、焼き饅頭で仕上げてあります。
一般的には酒饅頭というと蒸して造るものですが、酒の苦手な人に配慮して、焼き上げることにより、ふわっとした香りが感じられる美味しい味に仕上がっています。カップケーキは、とても強く酒粕の香りが残り、好みが分かれるところかもしれません。
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最後に福引が行われました。景品は、法螺吹などのお酒が沢山振舞われました。
中富良野のお酒「法螺吹」ぜひ一度試してみてください。ラ・コリーナの料理にもとても合います。
イタリアンのお食事を召し上がりながら、法螺吹をお楽しみください。
お待ちしています。
        
         


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オリンピック カーリング応援してますか?

今、グルノーブルオリンピックが行われていますね。予定も半分を過ぎ、後半に差し掛かっていますが、皆さんは何に興味がありますか。
我が家は、断然カーリングです。スキップの目黒萌絵選手が南富良野町出身で、その御両親とラ・コリーナは、少しご縁があります。やはり、多少でも縁のある方が出ている競技は応援したくなるものですね。でも、それだけではありません。
われわれも、カーリングを体験したことがあります。その魅力にとてもはまっているからでもあります。カーリング場が少ないのであまりやる機会は無いのですが、何とか競技場を作ってこの町もカーリングに参加したいと考えています。

クリスタルジャパン・・・今の新しいカーリングチームのチーム名ですよね。
昨日今日と大変苦戦しているようですが、頑張ってほしいと思っています。
カーリング、なかなか競技人口やファンが増えてきません。地域性や競技場の数の問題は当然あるのですが、一番の問題は、解かり難い事だと思います。Lacollinaオーナーブログ
この写真は、クリスタルジャパンの目黒さんのホームでもあります。空知側スポーツリンクです。
この競技は、一見すると先ず自分には関係ないスポーツとして捉えられます。そこから壁が発生してしまいます。この競技のルール、いや、深さとでも言いますか、それを理解できないと、見ていて全く判らない、興味が湧かないと思います。
カーリングを氷上のチェスとよく例えます。ルール以上に難しいのがその駆け引きです。一番いい例が、一般の競技得点スポーツでは、相手にあえて一点をとらせるといった行為は絶対ありませんが、この競技ではよく行われます。細かい説明は、この場では割愛しますが、この辺がわかってくるととても面白い競技です。競技することはもちろん、見ているだけでも、次の一手を予想しながら見ると楽しくなります。
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ラ・コリーナでは、カーリング体験も可能です。
団体で楽しむのも良いですし、カップルやご家族でも体験できます。
ぜひ皆さんチャレンジして、これからのスポーツカーリング自慢をして見ませんか。

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富良野 なまこ山勉強会

一週間ぶりのブログです。
お客様の対応や、週末のパン屋さんで、大変多忙を極め、その後色々な講演会や、野外での学習会もあり、ようやくのブログです。
その間のことはおいおい書かせていただこうと思っています。

10日のアウトドア研修について
10日は、気温が低かったものの、まずまずの天気に恵まれ、富良野市の西側に位置する朝日ヶ丘公園(なまこ山)の勉強会に参加してきました。
なまこ山は、市内のはずれにあり、春から秋にかけて、富良野市民の憩いの場となっています。
しかし、冬となるとなかなか足を運ぶ人も少なく、クロスカントリースキーの練習の方が数名いらっしゃるだけです。それだけに自然が壊されていないで、いろいろと発見が期待できる場所でもあります。
さあ、スノーシューをはいて出発です。

Lacollinaオーナーブログ
蝦夷山桜の冬の木肌です。こすってみると艶がでて、桜の皮細工によく見られる綺麗な模様が出てきます。みなさんも、木をいためないよう注意して試してみてください。
Lacollinaオーナーブログ

なまこ山は、一級河川の空知川と、そこに流れ込む大小の沢で周囲が形成されています。
したがって、ふもとのほうは、写真のようにヤチダモや春楡の木といった、水を多く好む樹木が多く育っています。これを登っていくと、広葉樹から針葉樹へと比較的水のいらない木々へと変わっていきます。Lacollinaオーナーブログ-春楡の木山の上に行けば行くほど、気温は低くなってきますので、一方の言い方をすると水を多く必要とする木は、凍裂と言って、中の水分が凍って木が裂けてしまう現象が起こります。木々は、秋になると葉を落とし、水分を控えるようになります。でも少し残った水分が、マイナス20度以下になると凍って膨張し、大きな音と共に木を裂いてしまいます。それでも、木々は自らを修復し生き抜きます。

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次に発見したのは、カラマツの木に隠されたドングリの実です。
Lacollinaオーナーブログ犯人は、カケスです。カラスよりやや小さい鳥ですが、物まねをしたり、樹木の実をつついたりと、「森のギャング」と称されることもある鳥でですが、生きることに一生懸命なのはどの生き物も同じです。これは、秋にカケスが冬の食料として蓄えたもので、こうやって厳しい冬を生き抜いているのです。
Lacollinaオーナーブログ-ほおの木
少し歩くと、ホオの木の冬芽に出会いました。そして、上を見上げると、秋につけたホオの実がまだ残っていました。この実を乾燥させて、お茶にするととても美味しいお茶になります。さあ、いよいよこれから斜面を登ります。上り始めて直ぐに、タカネランの雪に埋もれ、頭だけを出した姿に出会いました。夏は、可憐な花や葉をつけ、秋には真っ赤な実を付けるとても可憐な植物です。

Lacollinaオーナーブログ-タカネラン

Lacollinaオーナーブログ-蝦夷リスの巣
少し歩くと、カラマツの木の上のほうに、巣を見つけました。はじめは鳥の巣と思いましたが、よく見ると巣の上に枝が茂っています。鳥だとすると、巣に入ることは難しいと考えられます。四足の動物であれば、むしろ牙城です。したがって、蝦夷リスの巣ということになります。蝦夷リスは本来松などの幹に巣をつくり、子育てをしますが、時々避難用の巣をこのように作ります。
急な斜面のトドマツにみつけたクマゲラの食痕です。まだ真新しく、今日か昨日のものだと思います。
Lacollinaオーナーブログ-クマゲラの食痕
Lacollinaオーナーブログ-ムネアカありの巣
もうひとつ、トドマツの下の部分に見つけたムネアカありの巣です。木に依存し生き抜いています。
こうなると木も大変です。Lacollinaオーナーブログ-ツルアジサイの跡
これは、トドマツの上のほうですが、ツルアジサイに絡まれ、栄養が上に行かず途中で膨れたようになっています。さらに先ほどお話した凍裂等の災難を受けながら、木々は生き続けるのです。ほかの生物を生かしながら・・・
斜面を登り、いよいよ尾根に出ました。そこに、珍しいものがありました。
と言ってもそのものは大して珍しいものではないのですが、ヤドリギです。
Lacollinaオーナーブログ-ヤドリギ
珍しいと言うのは、本来ヤドリギは高い木のうえに繁殖しており、目の前で見ることが出来るのはなかなかありません。ヤドリギ、皆さんご存知ですか。ヤドリギは、ほかの木に寄生して生きているのですが、寄生している木を痛めることはしません。写真を見ると赤い実が見えると思います。実はこの実の種がとてもねばねばしているのです。鳥のレンジャクはこの実を好んで食べ、その種を別の木の枝に糞とともに排泄します。周りが解けて、種が木にへばりつき根を下ろすのです。
そうして、種を保存しています。

この山を登るときいつも感じるのですが、自然の営みのたくましさ、賢さ、賢明さを思い知らされます。そういう場が、人里近くにいくつもある、これが富良野の魅力です。ぜひ、皆さんも訪れてみてください。お供しますよ。


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旭川 winter festival

今日は、旭川に行ってきました。
北海道の各地で行われている冬のイベント、なんと言っても札幌の雪祭りが最大の規模であることは
間違いないのですが、旭川の冬祭りというのも、また一味違ったお祭りです。

Lacollinaオーナーブログ-旭川雪祭り常盤公園入り口2
このお祭りは、駅前の買い物公園と呼ばれるエリアと、常盤公園という、駅から少し離れた場所、そして、旭山動物園の東門前に作られた施設で行われています。
旭川駅と常盤公園は、バスで15分ほど、また、旭川駅と旭山動物園はバスで30分ほどの距離です。
何れの間も、無料のシャトルバスが運行されています。
今日は、常盤公園と駅前買い物公園の2箇所を見て回りました。
常盤公園は、市内を流れる石狩川の河川敷をメイン会場として、ステージを兼ねた大きな雪像が2個作られています。
Lacollinaオーナーブログ-最大雪像 雪のステージステージ会場
       旭橋のすべりだいLacollinaオーナーブログ-河川敷 滑り台
滑り台は、子供たちが楽しそうに順番待ちをして滑っています。
ステージは、残念ながら今日の予定は無く、この辺が札幌との違いかなと思いました。
会場の屋台の数は、数年前から比べえ出展数が増えたような気がします。今日は、中日でイベントも無く、私たちが訪れた時間も夕刻とあって、少し閑散としています。その中でも、外国からのお客様が多かったのが、大変うれしかったです。
河川敷から上がると、そこは常盤公園内となります。常盤公園には、大小の氷像が並びます。
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Lacollinaオーナーブログ-常盤公園氷像1これらのほか、いくつかの氷像がありました。
次に、買い物公園の氷像を見て回りました。

Lacollinaオーナーブログ-買い物公園入り口

この先約1キロ近く、氷像が並びます。札幌の雪像が多いとお祭りに比べ、旭川は、氷像が目立ちます。
細かい細工が施され、どれも大変綺麗ですが、その中で、私が勝手に選んだ作品を幾つか並べます。
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いずれも、大作ぞろいで楽しい時間をすごすことが出来ました。
皆さんも、ぜひ一度旭川の冬祭りを見学してみてください、札幌の雪祭りとはまた違った良さがありますよ。

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朝のお散歩

今日は、朝から穏やかな日となりました。
数日振りに裏山に上ってみました。
お供は、たつき君です。
Lacollinaオーナーブログ-たつき君
数日前に歩いた後は、昨日の雪ですっかり覆われていました。
ラッセル状態でのお散歩は結構きついのですが、たつきが前を歩いてラッセルしてくれるので、少し楽です。途中、ズミの実や、ハナミズキの春芽をつけた幼木を見ることが出来ます。
Lacollinaオーナーブログ-ズミ
Lacollinaオーナーブログ-ハナミズキ

この裏山で、今の時期目立つのは、タラの木です。春の芽を蓄えながら、雪をかぶったトゲトゲのその枝は、たくましく新芽を守っているようでもあります。
Lacollinaオーナーブログ-タラの木
このコースは、途中から上り坂になり、約30分ほど登ります。
日によっては、キタキツネやエゾユキウサギ・エゾリス・テン・エゾシカを見かけることが出来ますが、彼らも人は怖いので、こちらの気配を感じると隠れてしまいます。
その中で、エゾリスは、結構度胸があり、こちらが見ていてものんびりとカラマツの実を食べているのによく出くわします。
今日は、見ることが出来なかったのです、足跡は沢山付いて、活発な動物たちの姿を想像することが出来ます。
Lacollinaオーナーブログ-エゾシカエゾシカの足跡です。
向こうに見える木の皮をかじりながら、こちらに回ってきています。
この時期、エゾシカは基本的に食糧不足です。春を待ちわびている姿です。

Lacollinaオーナーブログ-エゾシカを追うたつき
エゾシカの足跡を追うたつきです。でも、すぐに諦めますが・・・
Lacollinaオーナーブログ-エゾリス

木から下りて、雪の上を歩くエゾリスの足跡です。
Lacollinaオーナーブログ-エゾクロテン

裏山から下りて、ラ・コリーナの裏まで来ると、往きには無かったエゾクロテンの足跡が家まで伸びていました。おそらく朝ごはんを探しに出かけたのでしょう。
冬の森は、傍目から見ると静かに見えますが、森の中に入ると、動物たちや、新芽を蓄えて春を待つ木々が、元気に生きている所です。
皆さんも、一緒に歩いてみませんか。


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